読書日記 今こそ読書をしよう!: 『配慮の範囲が広い人』を目指す

2015年12月4日金曜日

『配慮の範囲が広い人』を目指す

PHP10月号の特集、人気洋菓子店のパティシエ横溝春雄さんの特集です。

現在は人気の洋菓子店「リリエンベルグ」を経営する横溝さんですが、

弟子たちにガミガミ怒るのではなく、おおらかな雰囲気で楽しく働いてもらう

ことを心がけているそうです。

それは、横溝さんが今までの体験・経験から作り上げた指針のようです。

1に若いころ、先輩から自分の指導法が厳しすぎること、叱り方で相手を

ダメにしてしまうと指摘されたことがあったようです。

また、海外に修業に渡った時に仕事が上手くいかなくて悩んでいた時に

目上の存在であったチーフが「お前の失敗は、責任者である私の失敗だ」

と懇切に丁寧に教えられ、救われた体験があるとのこと。

そんな体験が独立後の横溝さんの経営観・パティシエ観に確立されていったようです。

また、横溝さんは、困ったときに助けに応じてくれた友人に感謝しているとのこと。



まさに、尊敬する上司というのは、叱るばかりではなく、細かいフォローをしてくれれば

信頼できますし、結果として働き手も快適になり組織もうまく回転する。

私もそんな先輩であり、福祉職人ですからそんなスタッフでありたいと思いました。

お年寄りに対しては配慮の範囲を広く持ってきたつもりでしたが、同僚たちには

どうあったか反省させられました。今後の明日からの課題です。

そして、横溝さんのように常に謙虚な職人でありたいと思います(^^♪

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