読書日記 今こそ読書をしよう!: 10月 2019

2019年10月16日水曜日

オリンピック・グローバル化で問われる日本人のおもてなし、敷田正法さんの著書から

日本橋高島屋コンシェルジュの最高のおもてなし/

敷田正法著


私は、おもてなしとかホスピタリティという言葉や、
行為そのものが好きです。

来年は東京オリンピックが開かれ、多くの外国人がやってきます。
また、日本は少子・高齢化で人口が減少し、今後は多くの
外国人が来訪されるでしょう。

そんな、これから日本人が築いてきた『おもてなし』の心遣い
問われるだろうと思います。

この日本橋高島屋コンシェルジュ・敷田正法さんの著書は、
おもてなしとは何か、それを支えるマインドとは何か
目から鱗が落ちるような本でした!


おもてなしにマニュアルなどない!

おもてなしとサービスは混同してしまうこともあるかもしれません。
サービスとは、例えば介護保険サービスというようにお金を支払えば
当然にやってもらうことを言います。

ですから、おもてなしと言えば、サービスを土台にお客様を満足させるための
接遇であろうと思います。

敷田さんは、いわば高島屋の玄関そのものと言えると思います。
その玄関とは、萬の窓口と言えるのですが、
お客様に問われたことは、直接お店に関係なくても
お客様の立場でニーズを汲み、答えを導く姿勢に素晴らしいと思いました。

例えば、お店にない商品を問われても、近くのライバル店にあることを
紹介したり、しかも道のりまで教えたり。
近くの美味しいレストランを聞かれれば、おすすめメニューや混まない
時間帯まで紹介してあげたりなど。

これは一見、仕事に関係のないように思いますが、これこそ感動を産む
おもてなしだと思います。
この人に合いたいと思えるようなおもてなしは、そのお店の信頼につながる
ことは間違いありません。

敷田さんは、高島屋の生きた商品であり、お金で買えない素晴らしいおもてなしです。
きっとマニュアルを作ってその通りに動いただけでは、出来る仕事ではありません。

しかも、このような多様なニーズに的確に対応するには、知識が必要です。
敷田さんは自分の時間で勉強をし、対応力を積み重ねています。

これがAIロボットにできるでしょうか。
人間だってアップデートできる、きっと外国人の方々も含めて心を
動かすことのできる『技術』は、それこそ裏も表もない、
おもてなし!だと思います。

2019年10月8日火曜日

消費税10%についての考え方。

消費税が8%から10%にアップして、1週間が過ぎました。
現実として、年金生活の方などは、生活に直結している、
厳しい生活を実感し始めた方もあると思います。
消費税10%時代の在り方、生き方について考えてみます。

悲観しても何もならない、工夫しよう!

キャッシュレス決済での還元に理解できない、難しいと
思っている方は多いはず。
しかし、これからは自分がお得な生活をするためには
工夫と学習も必要です。

お得に生きるために、知識を得ることで、困った事態も
打破するきっかけになるでしょう。

時代の変化にはついていく必要なものがあります。
調べることが出来なくても身近な人から学ぶことも
できます。


また、節約に限らず、副業やポイントをためるアプリやサービスを
受けることで、増税分を賄うこともできると思います。

ちょっとした勉強で、生活のヒントを得ることもできます。

税金を払うことは素晴らしいこと

税金を払うことで、最も前向きに捉えているのは、
国内の最高納税者の斎藤一人さんではないかと私は思っています。
一人さんの姿勢に学ぶことはたくさんあります。

自分の払った税金で、誰かの生活を支えている、少し大げさに言えば
命を救っている場合もあります。
税金はとられるものというイメージはあるかもしれませんが、
実は自分が払った税金で多くの人を支えています。

また、私はよく図書館を利用しますが、図書館の数万冊の本や
日刊の全新聞と月刊雑誌は無料で読むことができます。
これも税金の納めているおかげです。

これは正直感謝だなと思います。


税金へのプラスの視点を増やせば負担感も減るかもしれません。
そして工夫だと思います。