読書日記 今こそ読書をしよう!: 7月 2016

2016年7月19日火曜日

心屋仁之助の「奇跡」の言葉より①

心屋仁之助公式サイト

心屋さんの「奇跡」の言葉という面白い本があります。

悩んでいる時、上手く行かない時に、俳句を読むように一句読むと

私はヒントをえられたりします。

今日は私が、うまく行ったことの一つを心屋さんの言葉を紹介しながら書きたいと思います。

常識で上手くいかない時は、

非常識が上手く行くよ


さて、この言葉です。自分という歴史を振り返ると知らず知らずのうちに無意識に

自分のルール、自分の価値観、自分の常識を作っています。

それは長年かけて築いてきたので、自分ではそれをもとにコンパスに生きています。

しかし、築いたもの(きずいた)、気づく(きづく)ことも大切ではないでしょうか!?

自分の感じ方に気付くことで、自分はこういうときにこう思っているんだ、それで悩んでいた

のだ、苦しんでいたのだと思うと、勇気を持ってそれを辞めることであっさりスランプから

抜けることもあります。勇気ってやる勇気だけでやめる勇気もある。

これは心屋さんもよく言っていますが、最近の私の体験談を書きます。



職場で悪口ばかり言っている人がいて、その人と深く付き合っていると、自分自身も

汚れていました。自分も悪い気持ちになり、苦しくなりました。

悪口ばかり言っている人のそばになると明るい気持ちになかなかなれずいつも気持ちが

荒んでいました。

ある時に、その人と付き合っていると苦しくなることに気付いたことと、さらには、その人と

合わせることが正しいというのが自分の常識になっていた、離れることを悪いことと

思っていました。



私は思い切って距離を置いてみました。

そうしたら、悪口を言っているオーラの強さにまじまじと驚きました。

最初は罪悪感があったけれど、今はその話を聴かなくなり自分が楽になったこと

自由を得たことに安心しています。

人と仲良くすることだけがいいことでもない。

距離を置くこともお互いにいい。それもそれぞれの生き方だと、この

心屋さんの言葉から悟った気がします。

2016年7月16日土曜日

「正しさ」を主張しない方が、楽になる

「正しさ」を主張しない方が、楽になる

鈴木真奈美さんの昨日のブログからです。

世の中の常識って、時間と共に移り変わるもの。

技術が進歩したり、人間の関心の方向が変わったり、価値観がそれに伴って

変化したりと。

そのため、それは違うとか、他人に主張はできないということを鈴木さんは述べています。

今の人間関係の摩擦は大半がここから生じているような気がします。

他との違いを知る。「あぁ、そういう考え方なんだね。」と認める、認めるのが難しかったら

そうなんだと感じる。

人間関係にこじれがあるとすれば、片方がそのように、相手の違いを受け止めること

だけではすぐに上手く行かないかもしれませんが、まずは扉が開かれる風通しが

良くなるのは間違いありません。

そうであれば、先に自分がその違いを受け止める方になった方が勝ち、先に楽になれる

と思いました。勝ちというより積極的に負けていくことといった方が分かりいいかもしれません。

友だち同士ですら、考え方の違いはあります。まずは友だちとの付き合いを、

相手の意見の受け入れの訓練とすれば、取り組みやすいかなと思いました。

2016年7月14日木曜日

PHP2016.6号を読んで

女優であり作家の中江有里さんの寄稿を読んでです。
中江有里HP

標題は「ピンチの一瞬が人生を変えることもある」です。

中江さんは、子どものときの学校の宿題で、期日にできそうにないところを

母親のアドバイスで違う形で期日に間に合わせ、工夫することの大切さと

諦めないことの大切さを知ります。

そして、高校時代や女優としての活動でも諦めないで行動すれば、どうにかなることを

確信していたため、苦難を乗り越えることができました。

ピンチをチャンスと受け止めているのです。

人生は、困難が押し寄せた時に、その流れに乗っかってしまい、何もしなかったら、

その時点で負けかもしれません。私は思いました。どんな困難が押し寄せても、

その困難に100パーセントで乗り越えなくてもいい。

少し遠回りをしたり、人の手を借りたり、道具を使ってもいい。

どんな時も諦めないこと。何か出来ることがあるはずと、まずはその前提を持って

アイディアを考える。苦とは思わない。どうにかなるという前提を持ってアクションを

起こせば何とかなるのだと思います。その何とかは100パーではなくていい。

10パーセントで乗り越えても、その知恵や教訓が次にしっかり生きるのだと思います。


人間は苦労、苦悩の連続ですが、速攻で諦めるのではなくて、まずは根拠がなくても

何と仲なるよという前提を持てばどうにかなる、そう信じます。

中江さんはそれを生き方で実証しているのだと思います。

2016年7月11日月曜日

執事が教える相手の気持ちを察する技術を読んで②

高級な食器がどのように扱われているかで、その家に住む人の性格が分かるという話。

納得させられました。割れやすいものを大事に扱うということは、律儀であり丁寧であると

思います。そのように想像が出来るし、物を大事に扱う人って優しいと思います。

この本って、相手の気持ちを察する力を磨く本なのですが、こういう視点から

人の想いを察する視点って考えてもみませんでした。

本を読んで思い返してみると、人間性に温かみがある人は、その行動もしなやかに

緩やかだなと振り返ることができます。

逆に考えてみますと、穏やかな人間性を養うには、物の扱い方、立ちぶるまいから

言動といった部分を改善すると、変わって来るのではないかないかなと思います。

自分がセレブでありたければ、言動と行動を変えることではないかなと。

本の趣旨からは外れるかもしれませんが、人を観察して情報を得るということは、

これは即自分にもフィードバックできるということです。

それを考えるとセレブな方と付き合うことは自分を高めることができるのではないでしょうか。

2016年7月7日木曜日

執事が教える相手の気持ちを察する技術を読んで①



新井直之さんの著作です(日本パドラー&コンシェルジュ代表取締役社長)

この本のセッション013 高級クラブで上司の気持ちを理解するー上司目線になれば自分の

いたらなさが身に染みるーを読んで、自分の仕事ぶりを振りかえるきっかけができたので

少し書いてみます。

高級クラブに行けば、高いお金を支払い、人によるマンツーマンのサービスを受けます。

つまり、人が価値、商品として提供され、それだけに次にリピーターになるのか、或いは

次からはもうおよびでないとなると仕事がなくなってしまうシビアなお仕事だと思います。

ここで、この本ではクラブでの顧客対応の満足度が上司が部下に対してどのように満足しているか

と同じ感覚で感じることができるということ。

私たちサラリーマンは会社からお給料をもらいますが、それに見合った仕事ぶりをしているか

どうかを上司がしっかり見て感じています。

そのため、クラブと同じに見ることができるそうですが、例えば私たちが30分~円のマッサージを

受けて、その料金にどのような満足度を持つかは、同じように上司の感覚と私たちが重ね合わせ

ることができるというもの。

何だかハットさせられました。私自身は、仕事でお客様にむけて福祉のサービス業ですから

誠心誠意をこめて応対をしてきたつもりですが、果たして上司に対して、あてになる存在か

どうか考えたこともなかったというのが正直な感想です。

自分が上司だったら、私という人間はどんな価値があるのだろう、会社に役に立っているだろうか

客観的に考えるきっかけとなりました。

例えばコンビニでの買い物のときの、接客なども自分の振り返りになりえると感じました。

自分を客観視して、あてになる部下であり、お年寄り家族からもあてになる施設職員であり

支払ったお金に見合った価値、またはそれ以上の自分になっていこうと奮起するきっかけに

なりました。

2016年7月3日日曜日

鈴木真奈美さん7.2ブログ記事より

あなたの道を生きていこう  心のままに、自由に、軽やかに(鈴木真奈美ブログより)

自由に生きることは、リスクをとることでもあり、他の人と違う選択をすること。

どうせ無理だと逃げてばかりの人生ではなかったか!?

自分を振りかえると90%以上はそうだった気がします。

そこで、鈴木さんの背中を押す力強いメッセージがありました。

「あの人」と「あなた」は違う

「あなた」は「あなた」の道を生きる

他の人が順風に生きる日々を見て、冒険しない自分、妥協している自分は

確かにあったことは否定できません。

ちょっと怖くてもやりたいことにチャレンジすることで、自分らしく生きていくことが

実はできる。

まだ、今はほんの少しですが私は仕事の中で小さなチャレンジを始めたばかり。

リスクは怖いけど、もっとやりたいことをやろう。

明日が必ず来るとは限らないから!