読書日記 今こそ読書をしよう!: 9月 2016

2016年9月28日水曜日

億万長者専門学校①

本のタイトルです。

億万長者という響き自体がどこか懐かしい気がしますが、

なんとなく憧れる、遠い存在と私は妄想的に捉えれてきました。

億万長者専門学校ということで、億万長者になれる方法を勉強できる

学校が書籍になったということでこれは面白いと思い、

図書館で思わず借りてしまいました。

億万長者専門学校 クリス岡崎著

作者であるクリス岡崎さんは本を読むうえでも情熱家熱い人だということが伝わってきます。

読んだ中で、私なりに感銘を受けた部分や伝えたいことを書いていきます。




今の時代はグッドでは足りない、グレイトでなければいけないということ。

例えば、飲食店なら旨くて安いはグットで昔ならそれでも流行ったけれど、

今はプラスアルファがないとお客さんは来てくれないということなんです。



そして、圧倒的な差をつけたいなら、「アウトスタンディング(ずばぬけてすごいこと)」を

目指す時代とクリスさんは言います。

しかもあとたった3cm上がるだけで、トップグループに入るオンリーワンになれると。


これ、私なり思ったのですがそれって個性を輝かすことではないかと思ったのです。

3cmなら自分で努力することで、自分にしかできないこと。


グットを個性に融和していくことでオンリーワンになれそうな気がします。

ナンバーワンでなくオンリーワンということは自分らしく伸びていく。

これなら、何かできそうな気がしてきます。

2016年9月23日金曜日

チャレンジすることに年齢なんて関係ない!

がんばらなくていいんだよ 酒井雄哉著

天台宗大阿闍梨で長命を得て、晩年まで活躍した酒井師は、

40ぐらいまではけっこう悠々と人並みに暮らしていて、

師からのすすめもあって、仏教の道に得度したそうです。

しっかり勉強しないとだめだと思い、学校に通い始めたのも

40を過ぎてからで50近くになってから仏教の世界で活躍し始めたとのこと。



ここでは、酒井師が得心して、自分のすべきことを、向き合いたいことを

ある程度の年を重ねてから見つけたということですが、人間って

向き不向きが高校、大学を出て必ずしも分かるもんではないと思います。


第2の人生って、よく定年を過ぎてから言いますが、それは何歳でもいいのではないかなと

思います。どんなに年を重ねていたとしても、やりたいことが見つかった人間って

はたちにも匹敵するような若さになるはず。

身体は年をとっていても熱意が大事なんだなと、酒井師の年を重ねてからの得度と

厳しい修行と向き合ったことから感じることがあります。


その道に達するまで起きる出来事も決して無駄ではないということです。

人生に無駄なんてない。必ず次の道に繋がるための糸になっていると

思います。

何歳になっても失敗もチャレンジも恐れたくないものです!!

2016年9月22日木曜日

困難は知らない間に越えていた

人間、順風なこともあれば逆風に立ち向かわなければならないこともあります。

逆風に立ち向かう時には、その辛さとか難関は1度で突破することは不可能だし

また、自分の失敗の経験からも、それを克服するにはどうしたらよいか

工夫をして、チャレンジして失敗して、その繰り返しで、それを考えられないようになった時

知らないうちに乗り越えていたことが多かったように思います。


もっとも良くないことは、出来ないことがダメだと思うこと、無理だと思うことでは

ないかと思うし、また、逆に必要以上に気負う必要もないと思います。


あぁ、今は出来ないんだなと感じるだけでいいのではないでしょうか。

ギアを前にも後ろにも入れずニュートラルになる。

風が吹いた吹いたときに、強風に立ち向かえば苦しいし、

背を向ければ吹き飛ばされるし、

でも、その場に根を張れば(不動心を固めること)、

風はいつかやむでしょう。



苦しい時こそ自分を信じる

PHPの2016.10号に俳優の小日向文世さんのインタビューが表記の題で掲載されていた。



小日向さんは真田丸で秀吉役をつとめた俳優(私は見ていない)


小日向文世(wik)


小日向さんが俳優として、映像の政界で脚光を浴びたのは以外の40代半ばを過ぎてからだったと

いう。

それまでは貯金も仕事もない日が続いていたというから意外だ。

このインタビューを読んでいて今に至るまでの間、小日向さんは俳優と職業を好きで

頑張ってやっていれば何とかなる、上手く行くと自分を信じてきたから今があることを

ひしひしと感じる。自分を信じるって結構難しいと思う。

しかし、それが故に自分のアイデンティティが揺るがぬものだったのだと思う。

自分を信じることは物凄い前向きなあり方だと私は思う。

頑張る、努力するということは大事なのだけれども前向きにという前提があるのと

ないのでは大違い。必ず上手く行く、どうにかなるという前提は捨てがたいもの.



せちがらい世の中だからこそ、どうにかなるという想いは一つの灯になるのでないだろうか。

失敗を恐れたチャレンジは本当のチャレンジではない。

前を向いていれば人生は必ずどうにかなる。

間違いない!!

2016年9月20日火曜日

心の元気と言葉の関係について

PHPの2016.10号に心理カウンセラー著述家植西聰さんの

寄稿がありました。

読書メーター 植西聰

私が気に行っている作家の1人ですが、今回は

「心を強くする4つの習慣」というテーマで書かれていました。

最近、私がよく読む本はたまたまなのですが、言葉の使い方が自分の

運気や引き寄せる出来事に関係しているということが書かれていることを

よく目にします。


斎藤一人さんは天国言葉と地獄言葉という表現をしますが。


植西さんのお話ではどういうことが書かれていたか整理してみます。



前向きな気持ちな時、人に優しくできる時など⇒心がプラスのエネルギーで溢れている


身体が疲れやすくなり、怒りっぽい時、⇒心がマイナスのエネルギーで溢れている


これは科学的にも証明できそうな気がしますし、自分を俯瞰しながら読みました。



では、プラスのエネルギーを増やすにはどうしたら良いかというと、

「ありがとう」「嬉しい」「やりたい」「できる」というように前向きな言葉を発すると

プラスのエネルギーが出る。


逆にマイナスのエネルギーとは、これはいうまでもない気もしますが、

「嫌い」「できない」「まずい」「むかつく」など悪口も含めてのことを表していました。


これって自分でコントロールする意思を強く持たないと、プラスな状態はキープできないなと

思いました。言葉って良くも悪くも癖に出来ます

普段言う言葉を気を付けて行けば、意図的にやっていけば、自然と癖になっていくはず。

悲観的な言葉は自然に出ますからね。


最終的には、良い言葉が多いか悪い言葉が多いのか駆け引きで心のエネルギーも

変わってくるのではないでしょうか。

最近、私は自宅での食事でこれが美味しかったとか、もっともまずいなんて言わないようにして

います。

また、「ありがとう」の感謝の言葉を多く言うようにしています。

ただ泣き言や愚痴は言ってしまうので今後気を付けながら、

心をプラスにしていつも優しい自分でありたいと思います。

2016年9月19日月曜日

パラ五輪に学ぶ共生社会

パラ五輪に学ぶ共生社会(H28.919日経新聞)

障害を持った方々が、日々奮起して生活されているのは、

365日24時間なのだが、その奮闘ぶりをしっかり目に出来るチャンスが

パラリンピックだ。

障がい者の方々は毎日、自分のハンディと向き合い、付き合って生きているが

実際にその場面には遭遇することは少ない。

ハードの面で、建物のバリアフリーだとか整ってきた部分はあるが、

健常者、あるいは障がい者どうしの相互理解を前提に、助けあおうという

心のバリアフリーというソフト面が発展しなかれば誰もが暮らしやすい社会には

ならないと思う。

東京5輪、パラリンピックまで4年。今日の新聞記事にもあったよう相模原の施設の

事件または視覚障がい者の電車事故はごく最近のことで、その通りこんな悲劇は

繰り返すことは許されない。

障がいの有無問わず、誰もが皆を認め合い、

日本って素晴らしい、人間って素晴らしいと言える4年後の五輪にしていく1人でありたい。

トップを目指すことの大切さ

今やる人になる40の習慣 林修 著

今時の人のカリスマ予備校教師の林先生の本を読んでです。

私の想いと頑張りに軌道修正する必要があることに気付いたので

少し書いてみたいと思います。

林先生は常にトップを目指してきたそうですが、もちろんトップになれなかった

こともなれたこともどっちも経験されています。


しかし、2番手でもいい3番手でもいいという想いは全く持ち合わせないで

やってきたのです。

トップにならなくても、まあまあでいいと考えることは、頑張りがいい加減に

なってしまう。ということになるというのが林先生の考え方です。



ここで私ははっとしました。ベストを尽くす=トップを目指すことではないかと

そう悟りました。結果として、トップになることがなくても、その気持ちが

自分を振るいたたせ、自分を成長させてくれる。


また、どうせトップになれないと思っている人には、トップの人たちをひがんだリする

とも書かれていましたが、それもごもっともかもしれません。

トップを目指している人は自分との闘いですから、そこに目を向ける余裕も気も

ないはずです。


同じく話題の蓮舫さんの「2番じゃだめなんですか?」という言葉もありますが、

個人レベルの問題であれば2番を目指すよりトップを目指すことが自分に

魂を入れる気がします。

私の場合は受験生ではないので、仕事の場面ではさっそくトップを目指す覚悟

固めて明日から奮起します。

2016年9月11日日曜日

厚情をかけすぎると自立心が育たなくなる

がんばらなくていいんだよ 酒井雄哉 著

天台宗の大阿闍梨の酒井さんの本を読んでです。

私たちの年代も含めて、子どもが駄々をこねれば親が欲しいものを買ってくれるまたは、

要求に応じてくれる親は増えてきたのかもしれません。

酒井さんはそのやりとりが、自分がただをこねれば上手く行くという価値観が、

大人になっても定着してしまうことで、ダメな大人になることを憂慮しています。

子が悪いのではなく、親にも責任があると。


では、どうすることが望ましいかというと酒井さんは、親は子どもの要求を突っぱねて

子どもにとっては、「自分でどうにかしてやる」という反骨精神、ハングリー精神を

養わせることが大切で、それもであると説いています。

厚情薄情も情に変わりない。時に薄情も人を育てることができる。

今の高齢者の世代はそうやって育ってきたのではないでしょうか。


ここで私の思ったこと。

①リハビリに関わる福祉職員である私は時に、厚情をかみしめて、その人のために手を貸さない

こと。その人が出来ること、自分らしさを取り戻すために、あえて手を貸さない薄情になることで

その人のためになるのではと思いました。それも時と場合にも寄りますし、何より情は持っている

ことが前提ですが、それも優しさと思いやりである。

②自分も甘えて育った部分は、未だ自分の生き方に多く残っていると思います。

人を頼ることありきでなく、まずはどうすれば自分でこなせるかという反骨精神をもう一度

考えなおし、日頃の行動の襟を正していきたいと思いました。

ただし人からのヘルプは別です。大いに助け合っていく構えは変わりなし。

また、どうしようもないことは人の手を借りることも必要。

2016年9月10日土曜日

「新幹線のお掃除」に一流が学びを求める理由

「新幹線のお掃除」に一流が学びを求める理由

東洋経済オンラインの記事です。

東京駅から新幹線に乗れば、清掃員の仕事ぶりを目にすることは

必ずあると思います。

JRの子会社である通称TESSEIという会社が清掃業務を担っていますが、

わずか7分の折り返し待ちの時間で完璧に清掃を終えてしまう技術と

精神はJRのものだけではなく日本の誇る技術であり、ホスピタリティだと

思います。

この方々はただのお掃除係ではありません。素晴らしい仕事へのプロ意識と

誇りをもって働いている。


また、社員を褒めてモチベーションを「拡げる」という素晴らしい企業理念が浸透しています。

本来どんな仕事も人の役に立っているはずです。

ただ、それを自分のものにできるかどうかは会社の組織しだいであり、個人の仕事への

意識しだいになると思います。

自分の仕事が社会に役立っている、自分の働きようが土台になっていると確信して

仕事出来るって素晴らしいですね。

新幹線の掃除から学ぶことって多いと思います。