池上彰著 池上彰の新聞活用術(ダイヤモンド社)
を読んでいます。
新聞離れは活字離れを象徴するものですが、池上さんは新聞を読むことと
活用することの意義を語っています。
その大事さについて触れて行きます。
・新聞を読む人は、仕事に対するやる気が非常に高い
・平均所得が高いのも新聞派
以上、2つはテレビやネット、新聞など何を情報源、活用源にしているか調査した
データから分析されたことです。
早寝早起きも新聞派と池上さんは言いますが、確かに私は朝は忙しくても、
新聞を読む時間は優先的にとっています(ざく読みですが)
・国など自治体が調査しないことも新聞は独自に調査し、問題点を抽出し、
問題提起している。
この点で言えば、テレビでもやっているかもしれませんが、テレビなどのメディアでは
コメンテーターなどは即興でコメントを出すため深みに欠ける気がします。
新聞は記者の深い洞察力で校正を繰り返しながら伝えているため説得力が
あると思います。
☆新聞にある工夫
・決められた紙面の中で、簡潔に分かりやすく伝える工夫
・忙しい人たちのために、見出しでパッと全体像をつかむ工夫
・文字だけでなく写真でも、記事内容を説明する工夫
新聞は文章力や表現力、想像力やコミュニケーション能力を磨ける、格好の
テキストである(池上彰)
私はテレビは決まった番組しか観ず、音楽を聴きながら本を読むことが多いです。
本を読む読書の基礎は新聞にあると思います。
池上さんは、新聞1刊は新書2冊分の価値を得ると書かれています。
今までの飛ばし読みはもったいなかったと反省しつつ、この文章を書いた後に
新聞を読もうと考える私です。
テレビもネットも確かに便利ですし楽しいです。
しかし、テレビの場合は人の発言に、反応する大きさ影響をうけることが善かれ悪しかれ
大きい気がします。自分がすぐに主観的になってしまう可能性があります。
新聞はその点、冷静に客観的に読むことができるし、すぐに巻き戻しが効きます。
ネットも速達性はありますが、内容は無料なだけに必ずしも厚くなかったりします。
(しかし便利です)
新聞は頭から最後まで読む気になれば、偏りを減らすことができると思います。
取捨選択の情報だと、知識も偏りがちになるかもしれません。
そう考えれば、新聞も数紙読んでみることが、大事かと思います。
図書館を活用したり、ネットで他紙の記事を確認をとることでそのあたりは
補えることもできます。
と今回はこの辺までにしておきます(^^♪
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