読書日記 今こそ読書をしよう!: 「瞑想」と「深い呼吸」が折れない心をつくる

2015年12月12日土曜日

「瞑想」と「深い呼吸」が折れない心をつくる

東洋経済オンライン記事
「瞑想」と「深い呼吸」が折れない心をつくる
~米国防の要「ペンタゴン」が認めるその効果~

アメリカ国防総省キャリアのカイゾン・コーテ氏の寄稿を読んでです。

方法はともかく、ストレスに弱い私は瞑想は有効だと考えていました。
(しばらくしていませんでしたが)

アメリカ国防総省は巨大な組織であり、その国防というとてもストレスフルな

業務であるがゆえ、メンタル管理が重要なお仕事です。

我が国日本も、ストレス社会は発展し、勤勉で忍耐強く自由な発言が控え気味な

国民性はますますストレスが溜まりやすい方向性になっていると確信します。

厚生労働省も50名以上の事業所に対し、「労働安全衛生法」の改正に基づき

ストレスチェックの義務化を今後行っていくなど、国としても重要視されています。


さて、そんなストレスを瞑想で吹き消そうとする実践法、しかも簡単に5分で

できると提唱されているのがカイゾン氏です。


では、なぜ瞑想が必要かというと、人間は常に何かを思考しているということで、

思考にエネルギーを浪費させ、悲壮感などを覚えることが多いからです。(ざっくり言うと)

何か考えてばかりいると疲れます。しかも、考えたくなくても心が疲れている時は

ネガティブ思考になりがちと考えます。

思考を意識的にストップさせるのが瞑想です。


瞑想には宗教的なものも含め、いろいろなやり方がありますが、カイゾン氏のおすすめは

簡単で短時間でできます。

5分間、自分の呼吸に意識を置いてみることです。

呼吸に意識を置いていると、何も考えていない状態になります(やってみたらそうでした)

カイゾン氏は、その効果をストレス軽減に留まらず、身体面の健康への効果も及ぼすことを

伝えています(血圧や血糖値など)

そして、それを続けることです。

これは、アメリカ国防総省で組織的に取り組み、メンタルトレーニングとして定着している

ようです。


ストレスが多い人が増えると組織自体の生産性も下がり、ネガティブな思考に陥る人が

増加します。その逆だと組織は、活性化し、ストレスも減るでしょう。

私は、この5分間瞑想を、仕事の昼休みに導入したいと考えました。

午前と午後を1日の2部制と考えると、午前に精神的に参っても、昼の瞑想でリセットし

午後を挽回できると思います。


カイゾン氏が瞑想を勧めるのはとても重要なことだと思います。

ただし、瞑想の方法は自分で作り上げるのもいいと思います。

アレンジして、好きな音楽を聴いて、歌詞が好きだったら目をつむって歌詞を味わって

その世界に触れ合うのもいいでしょう。

目的は、今ある思考をいったん止めてしまうことなんだなと思いました。


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