標題 在宅の看取りをどう支えるのか
筆者 ケアタウン小平クリニック院長 山崎 章郎氏
ケアタウン小平クリニック サイト
高齢社会が進む中での死…。
どのような最期を過ごしていくのか、自宅で最後まで暮らすことは可能か…。
がんという病気は…。あと10年先や親の事を考えるきっかけになりました。
2025年は今よりも年間死亡者数が約40万人も増加する「2025年問題」を
迎える(初めて知りました)そうです。
山崎院長は、その問題を取り上げ、終末期がん患者の在宅療養を実現するための
「在宅緩和ケアを支援する専門診療所」の制度化を提言しました。
現在は、脳血管疾患を患った患者さんは医療・福祉の連携のもとで、
地域包括ケアの推進で最期まで在宅で暮らせる仕組みづくりや医療・福祉職の
連携で重度化のリスクを減らすことが一定程度可能になろうと思われます。
しかし、がん患者は年々増え続け、2025年の死亡者の半数ががんと原因と予測
されているそうです。
山崎さんは、がんは脳血管疾患と違い、24時間、短期集中的に、より専門性を求められる
終末期がん患者の在宅緩和ケアと在宅看取りを行うことは難しいと話されている。
家で最期を迎えたいとうのは人間の本能的な部分と思う。
確かに、末期がんの場合は大病院などで集中的な管理下で、医療を受けるのが今の
現状と思う。しかし、それは当事者、家族の精神的負担は大きいはず。
山崎さんの提唱するような診療所が地域にあれば、家で精神的負担を軽減しながら
最期を迎えることができるのではないかと思いました。
今後の動きに注目していきたいと思いましたし。親の将来を考えつつ、自分自身を
含め私たち日本人が積極的にがんを予防する生活を取り入れて生活していかないと
いけないと重く受け止めました。
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