PHP 2015.5月号の俳優・六角精児さんのインタビュー
「受け身人間だからこそ、なんでも挑戦してみる」を読んでです。
まずは、冒頭に六角さんのお父さんやお姉さんの人間像が、古き良き
日本人の姿であることが、紹介から分かります。
それは、多くを語らないこと。とっつきにくいのではなく、自分のPRを
必要以上にしたり、思ったこともあまり話さない。
それでも、控えめに思えるけれど静かに情熱を燃やすといいうか
我慢もし、自分を抑えながらも自分の自己実現をしている。
昔の日本には、謙譲の精神が今よりずっとあったと語る六角さんですが
確かに今の私たちゆとり世代?は「俺が、俺が」というハングリー精神で
溢れている気がします。
悲しみは、大きく表現する時があってもいいと思いますが、喜びの表現は
少し抑えがちな所でかっこいい気がします。
日本人の昔の食が、健康的と取り上げられましたが、
この謙譲の精神も素晴らしいものではないか、私も見習うべきが多いのではないかと
そんなことを考えました。
さて、ここから六角さんの引っ込み思案の人に対するメッセージ。
自分を表現することを苦手にしていたり、表現しようとしない人も
周りに気にせずに、自分の気持を表す。
それが意外に、周りにうまく伝わり、みんなから喜ばれる。
人は思ったよりずっと、引っ込み思案の人をマイナスにみていたりしないもの。
自分を出して周りに喜んでもらうことで、自分に感謝の念が沸き、プラスのエネルギーが
回るというのが六角さんの話。
そして、何もしないよりアクションを興すこと。
行動すれば、転がっていく。
仮に失敗しても、次に活かせばいい。
引っ込み思案の人は先を読みすぎるので、まずは行動してみること。
ちょっと、ここらのくだりを読むと安心しました。
引っ込み思案がかつて強かった私は、先読みばかりし過ぎて、何もできない。
悩んでばかりの自分がいました。
今はバカになるつもりで、どんなことも失敗してもいいからチャレンジしています。
まぁ、自分の場合はその失敗で落ち込んだりしたのですが。
そうですよね。失敗を次に活かせばそれでいい。
またしても、目から鱗でした。
PHPっていいですね。いろんな人の人間模様から、いろんな人のココロに触れて(^^♪
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