「生涯健康脳」 東北大学加齢医学研究所 教授 瀧靖之著(ソレイユ出版)
以上の本を読み進めています。
東北大学加齢医学研究所は川島隆太教授の脳科学特に認知症の研究が有名で
私も仕事柄、たいへん興味を持っています。
音読や簡単な読み書きや計算が前頭葉を活性化させ、脳の血流がアップし
脳が元気になるということから、私自身も毎日音読をしています。
さて、今回は瀧先生の著書ということで、たまたま新刊を図書館でみつけたので
たいへん楽しみに読んでいます。
生涯健康脳とは、命尽きるまで認知症にもならず、脳がいきいきとした状態を目指すという
意味で本のネーミングをしたそうです。
現代は高齢化が進む以上に、認知症患者の増加は、当事者、家族が生活に支障が
生じるために問題になっています。
できれば、一生涯いきいきとした脳を保ちたいものです。
この著書の冒頭にこのようなことが書かれていました。
見た目と脳は一致している!
それは瀧先生が、多くの方々のMRIをとったり、研究を重ねてきて分かった来たそうです。
70歳の人が、MRIを測りにきても、身なりがしっかりしていて、言葉遣いもしっかりしていて
コミュニケーションがしっかりとれる人は脳の若さが保たれている場合が多いそうです。
その逆の場合は、脳の老化が進んでいる場合があるとのこと。
これは、身なりや対応が維持できる脳力が維持できていることなのでしょう。
せっかく長生きしても、脳が衰えていては楽しい老後は送れません。
日本人の平均寿命も健康寿命もは世界一ですが、健康寿命は平均寿命より
10歳も低いそうです。その要因に脳血管疾患や認知症が大いに関わっているといことなので
これが予防できれば、大きく改善されそうです。
我々サラリーマン世代にも健康脳や脳年齢の若さとは仕事の成果や行動にも直結するものと
思います。
私は音読の効果だと勝手に思っていますが以前より情緒が安定したように思います。
情緒が安定することにより活動性が向上したり、閃きや気づきがUPした気がします。
気付く力が上がることはリスクを抑えたり、次の行動へ早く移れるので無駄を省くことにも
貢献します。
今後もこの本を読み進めて行き、脳の健康づくりについてまとめていきたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿