池上彰の新聞活用術(池上彰著)
これはちょっと古い本になってしまうかもしれませんが(2010年秋発刊)、私は最近この本を
読み始めてから新聞にはまっています。
新聞をスクラップしてみたり、今までざっと読んでいた新聞を気になる記事は最後まで
読み返したり、他紙やネットで調べたり。または、興味が今まであまり持たなかった記事も
読むようになってきました。
池上さんは、この本では朝日新聞を公式に斬りながら、新聞の読み方、記事の書き方
表現の在り方に新聞記者がどんな心を割いているかまでが書かれています。
新聞は情報の使い捨てになるのが当たり前ですが、池上さんは新聞1日分は、
新書の2冊分の中身があると言います。日付が過ぎた新聞に価値を見出すことも
出来るんだなと思い知りました。
情報は鵜呑みにしてはいけない世の中ですが、新聞はテレビやネットより深く、
よく調べて冷静な視点で書かれていると池上さんのお話にはあります。
そして、何より私もこうやってブログを書いているのですが、読み手の立場に立って
分かりやすいように、また熱き思いなど熱意とか怒りとかを上手く伝えることの大切さを
池上さんは指摘していました。
全く私の反省すべき点であり、これからの良い意味での課題です。
私はブログを書き始めたのは読むことはアウトプットすることでより記憶に擦りこまれること、
また文章力アップの意味もこめて書いています。
この新聞活用術は、自分の表現力をアップすることも教えてくれるだけでなく、新聞が
世の中の情報の代弁者だとしたら、池上さんは新聞記者の代弁者のようにも思います。
今後もこの活用術を活かし、読んだ新聞記事ついても書いていきたいと思います。
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