読書日記 今こそ読書をしよう!: 心地よい接客について①

2015年12月30日水曜日

心地よい接客について①

僅か8カ月で東北・北海道エリアで ホテル・サービスNo.1に輝いた秘訣
接客は固定概念を捨ててこそ生きている
鈴木 忠美著



これは2009年と少し古い著書かもしれません。

なおかつ、著者の鈴木さんは岩手県の方で限定部数での出版だったのでこの本を持っている

人は少ないかもしれません。私は古本屋で手に入れました。

出版当時の現職は、ホテルシティプラザ北上サービス部取締役となっていますが、

平成24年に独立し、鈴木忠美人材育成事務所代表となり人を育てるプロとして公にデビューしています。

人を育てるプロになったのですね。



さて、鈴木さんはホテルマンとして盛岡市の盛岡グランドホテルで高塚猛氏ら師事しながら

自分の接遇感を育ててきました。

本を読むほどにサービス業に勤務する私は吸い込まれる気分です。

即日、実践強化したいこともありましたので、少し紹介しながら書いていきたいと思います。

よく、私たちはお客さまへの感謝の言葉として「ありがとうございました」と伝えることがあります。

これは、何気なく使ってしまっている気がします。

しかし、鈴木さんはこのように指摘します。

ありがとうございましたはその時だけのお礼の言葉。

ありがとうございますは過去・現在・未来へ対しての言葉で三倍も意味が込められていると。

確かにサービス業はお客さまと長い付き合いになることが多い仕事です。

ありがとうございますの一言はそこでEND、その場だけに言葉になってしまうのだということ。

これは、何気なく使っていたことに反省です。

この場面で、これを知ったら即実践できる企業は良い企業だという話も掲載されており

さっそく明日から、明日は大晦日ですが、今年いっぱいありがとう、大晦日なのに来てくれて

ありがとう、来年もよろしくでありがとうという意味をこめてありがとうございますとお客様に

伝えて行きたいと思います。

言葉には魂が宿る、言霊という言葉もありますが、ありがとうございますに私のハートもしっかり

乗せていきたいと思います。

次回に続く。

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