この本を読んでの雑感です。
現代において自律神経失調症という病名を診断された人、
また病院には罹っていなくても、どこかしら体に不調をきたしている人は
若者を含めて多いのではないでしょうか!?
今まで一般論レベルでしか知らなかったのですが、
例えば上司や同僚、姑など上手くいかないなどの人間関係のストレスは
胃腸が痛むなど(胃の病気が代表的な気がします)身体症状として
出ることが知られています。
実はここには、深い話がありました。
人間は自分の置かれている負の感情を隠そうと乗り越えようと
何ともないと我慢をしていると、その我慢はそっけないもので、
一見は自然に振る舞えるようになるのですが、
心の中ではマグマのようにしっかりと受け取ってブクブク感じていて、
知らないうちに頭が痛い、胃がキリキリする、眩暈がするなど
身体がしっかりと受け取っていることがあるそうです。
だから逆に考えると身体に異変を感じたら心の変化を見直す
シグナルとも言えます。
2か月前に怒鳴られたことがタイムラグとして今、頭痛で現れる場合もあるそうです。
ここで、大事なことは感じた辛さは何で辛いのかと分かること、自分で確認すること。
ツライ!悲しい!頭にきた!としっかり自分で感じることだと思いました。
何ともないや、どうせいつものことだと流すのは実は良くないことが
分かりました。生真面目な人ほどそうなりやすいとのこと。
今、日本は好景気ですが慢性的な労働力不足、だからこそ自分の心としっかり
向き合う、もっともっと自分に正直でいい!
もっともっと人間らしくていいんじゃないかと思いました。
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