読書日記 今こそ読書をしよう!: セブンイレブンの先を読む力 ~売る力 心をつかむ仕事術~

2016年12月18日日曜日

セブンイレブンの先を読む力 ~売る力 心をつかむ仕事術~

売る力 心をつかむ仕事術/鈴木敏文著

私もサービス業ですから、ダイレクトにお客さまのニーズを把握するということは、

とても大事だと感じています。

セブンイレブンのコンビニや流通業でのダントツは普遍的ですが、

それは創業者の鈴木氏の著書から、常に先の先を読む発想が凄いと思いました。

よく、「お客様のために」と思って物事を考えてしまうけれど、「ために」は売り手の主観で

セブンイレブンは「お客様の立場で」というコンセプトで物事を考えて、数々の商品や

サービスを産みだしてきました。

例えば、セブン銀行だって、コンビニにATMがほしいというお客さんの声があった訳でないと

思います。それを全国に何万店とあるコンビニに銀行ATMがあって買い物のついでに

お金の出し入れが出来るようになれば、お客様の立場になってサービスの提案を

したことになります。

今では他のチェーンも追随していますが、当初はこのセブン銀行設立も社内外から

反対の声も出たそうです。

結果的にお金の出し入れするために、お店を来店しついでに買い物をするという流れも

出来ました。



今までの既成概念に囚われて、仕事をしようとすると今はお客様のニーズの変動は早くなって

いるので、アンテナを広げて、ニーズの先を読む力が今求められていると感じます。

コンビニや駅ビルは、今の流行観を感じられる場所だと思います。

この「売る力」はたいへん勉強になります。

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