読書日記 今こそ読書をしよう!: PDCAサイクル

2016年1月11日月曜日

PDCAサイクル

仕事のできない人はPDCAがわかっていない

トヨタで学んだ男が説くカイゼン術の超基本

原 マサヒコ :プラスドライブ代表取締役CEO

原マサヒコさんは、神奈川トヨタ自動車でPDCAサイクルを学び、実践されてきた方です・

PDCAとは、P(プラン、計画)→D(Do、実行)→C(check、検証)→A(アクション、改善)という物事を推し進めるための手法です。

今では、言わずとしれたですが、私も社会人になりたてのころ、自己啓発のために

勉強したのですが、すっかりこの手法活用しきれていませんでした。

原さんは、昨年に起きた東芝などの企業の不正問題はCのサイクルができていなかったために

発生したと指摘しています。

そう考えると、この4つのポイントを結ぶサイクルの重要性が分かってきます。

Pでしっかりした計画が立てられなければ、実行はできませんし、Cで検証ができません。

検証するかしないか、その検証が深く行われ問題点が抽出できているか次第では

改善の仕方が変わってきます。

きっと東芝の問題もここがしっかりしていれば、こんな大きな問題にはならなかったのだと

思います。これは、自分の個人仕事にも自分の会社組織にもあてはめていくことができると

思うし、大いに活用すべきことです。



また、原さんは残業が多いならDに問題が多いと言います。残業が多いことは本来恥ずべき

ことだと。これは、個人ワークの面では自分の工夫や能率アップで変えることもできるかもしれ

ませんが、組織としてDの在り方を考える必要があると思います。

言わずとミスを防ぐならCの重視、成果を上げたいならAの重視となります。

Aではよいやり方を追求していくことだと、変化をしないのは仕事をしないに等しいというのが

トヨタの考え方だそうです。

PDCAは個人ワークにも絶対役立ちます。私自身も仕事やスキルアップにPDCAを積極的に

活用したいと思います。

世界トップクラス企業のトヨタ真似ぶです!

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