Associe 2015.12号
トップランナーに聞く 林真理子
「お金・コネ・資格なし」--
そこから日本を代表する作家に上り詰めた
林真理子さんの「生きる力」はどこから来るのか?
林真理子さん…。小説を読まない私は、名前は何となく知っていましたが
アソシエのインタビューで初めて有名な作家であることを知り、
今までに人並み以上の苦労をされて、作家としての地位を築き上げたことを
知りました。
林さんは、大卒後に一般的と言われる就職が出来ず、きついバイトに取り組んだり
寝食もままならぬ状態だったそうです。
そんな林さんが、読書へ送る大事にすべきことは、常に今より上を目指すことと
強調しています。今の若い人は本を読まなくなり、スマホいじりが多く、
ああなりたいとかこうなりたい、こうしたいというのがなくなってきた。
そのことに警笛を鳴らしています。
山を目指すのも、富士山を目指すのではなく、まずは高尾山くらいからでいいのだと
いうことです。ぼんやりしていたら、登山口の駐車場でうろうろするだけで終わってしまうと。
これって自分の方向性が見えないから前に進めないことだと思います。
人は目標を目指すから輝き、辛くてもそこに進もうとするプロセス自体が成長も与えてくれる。
さらに、林さんは言います。自己評価を高く持つこと。褒められた1回を10倍にも自分の
中で膨らましていくこと。自己肯定感を上げることは、その山を登ること、上を目指すことと
両輪だと思います。そうなんですよね。自己評価って自分で勝手に決められる。
これは心屋仁之助さんのカウンセリングにも出てくる話ですが、自分が素晴らしいと思うことが
本当の自信(自分を信じる)なんですよね。
自分は自分の最高かつ最強の応援団。志は高く持つことが私は不足して感は大です。
これまた目から鱗な話でした。
林さんは、この思いを野心と表現し、野心のすすめという本を2013年に出版しています。
今回のインタビューをかなり深めた話なようなので、今度買って読みたいと思います。
そして、自己評価を良いものに変えて行きたいと思います。
野心のすすめ(林真理子著)
0 件のコメント:
コメントを投稿