THE21 2016.1号
「すぐやる」気が湧いてくる!
先送りゼロの「やる気」アップ法 心理学者 榎本博明さん執筆
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榎本博明名言集
先月発売の1月号ですが、やる気アップについて書かれている榎本博明さんの
お話を読みました。
その御話は7つのポイントに分けられていて自分の思うことも含めまとめて行きたいと思います。
①やる気の出る言葉を、常に目に入る場所に置く
見えているものが無意識に作用し、モチベーションアップに喚起されることが科学的に
証明されているそうです。
私の場合、福祉系の動き回るサービス業なので、なかなか1か所にいることがないので、
メモをポケットに忍ばせたり、手帳に書いておき休み時間に見る癖を持って、活用したいと
思います。私の場合だと「実行」かなと思います。(あと、めげないかな(^-^;)
②「内発的」と「外発的」の両方の動機付けをを持つ
外発的とは与えられる賃金とか、地位。内発的とは、働く喜びなど。
私の場合、内発的を呼び起こそうとする意識の方が強すぎて燃え尽きそうになることが
あるので、賃金への感謝とか、その幸福感も感じていければいいかなと思います。
この2つのバランスが大事だそうです。
③他人ではなく、過去の自分と比較する
耳の痛い話です。無意識に他人と比べ、卑下してしまう傾向があります。
私の場合は育ったトラウマもあるのだと思いますが…。
小さな成功体験を重ねる、自己効力感を高めることが有用だそうです。
成功を重ねると今までできなかったことができるようになるので、昨日と今日の自分を
比べただけでも成長が実感できますね。
その喜びは手帳に書くと良い気がします。
それと、苦い体験の比較はする必要がない気がします。
④先読みすることで、一時的な感情に溺れない
自分にミッションを与えることですね。面倒くさい仕事ほどためると嫌になってしまう。
未来予測:○○を貯めると明日が忙しくなる⇒ミッション:今日のうちに〇〇を終わらせる
と決めてしまうことなんだと思います。
そうすることで、次の作業に余裕も出るので結果的にモチベーションは上がると思います。
⑤仕事に自分なりの意味づけをする
与えられた仕事に時間制限を設け、例えばゲームのように「1時間以内にこれを終わらせる」
など、先ほどのミッションとも同じようなこと。一つの業務に時間制限と目標をしていく。
これは、自分が苦手な仕事ほどやっていきたいですね。
モチベーションアップだけでなく自分も成長させたり、問題解決にも役立つはず。
ただし、私の福祉職の場合、時間にも追われていますが、人間様が相手ですので、
時間重視は効率主義に傾倒するリスクもあるので、目標を重視した上での時間設定を
するとよりよいのかもしれません。
これは、サービス業ならば他の職種にも言えるかもしれません。
⑥タスクを細分化して成功体験を増やす
すみません、私は頭が悪いのでこのタスクの意味がイマイチですが、一つの単位という
意味に捉えさせてもらいます。
仕事は、どんなものも細分化することが可能だと思います。その単位ごとに目標をもって
それをクリアしていくことで、小さな目標をたくさん達成できれば、成功体験が増え
自己肯定観もあがり、モチベーションもあがるとも思います。
付け加えて、ここで心屋仁之助さんの教示する、失敗しても自分は素晴らしいということも
忘れてはいけないことだと私は思います。
⑦マイナスの出来事に感情的に反応しない
これは、私個人はいちばん大事なことかなと思います(^-^;
日本の褒め育てる文化は、過剰に打たれ弱い人が増加している事実があることを榎本さんは
指摘しています。
失敗や叱責などは感情で受け取らず、客観的に処理し、分析して自分の次の成功体験に
繋げていくポジティブさが必要なようです。
もっと大事などは嬉しい体験は、感情的に捉えて素直に喜ぶことでそれもモチベーション
アップにつながるはずです。(褒められたり、成功したこと)
現代は、欧米的な評価主義が日本でも多く取り入れられ働くことに難しさも多くなりました。
そうなると、複雑なことが増えればストレスも増えます。ストレスが増えれば、当然モチベ―
ションも下がっていきます。
今後、さらに難しい時代を生きる私たちは、仕事に対するモチベーションを維持しないと
困難も乗り越えることは難しいと思います。
今回の榎本さんのお話はたいへん勉強になりました。
失敗しても、上手く行かなくても命がとられるわけでもないし、自分の良さは変わらないのですから
常に前向きで、高いモチベーションを持っていたいですね。
仕事に対するモチベーションは趣味や家事などにも影響するはずです。
榎本博明さんは、モチベーションに関する本も出しています。
モチベーションの新法則(榎本博明著)
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