私の住む東北地方では、ここ数年いじめによる、子どもの自殺が続きました。
これは公になったものだけで、もっとそういう事件はあったのかもしれません。
酒井師は、昔から陰湿ないじめはあったが、命を賭すまでではなかったと
書かれています。
昔も、戦時中、戦後の難しい時代もいじめは存在していたようです。
また、私自身もいじめられた経験者でもあります。
酒井師は、ある昔の少年の例を持ち出しながら、打ち込めるもの、特には楽しめることが
あれば人は強くなれる。自分を守れるのは結局、自分しかいないと書かれています。
その部分から、私が過去のいじめや職場での厳しい人間関係を音楽のチカラで
乗り越えたことを思い出しました。
確かに、いじめられるという出来事は、とても厳しく辛いことですが、それが全てでは
私はないと思います。そういう状況になってしまった時、どうしても、心はネガティブになり
それしか考えなくなってしまいます。現実として、すぐ人から助けてくれる手段も見つからない
場合も多いと思うし、人に言いたくないと人もいると思います。
これは、子どもに限ったことでなく社会人になっても言えると思います。
そんな状態の時、頼れる人がいない時、自分が好きになれることを探すことが
自分を助けると思います。それは誰にも、疎外されるものではないです。
人間には、幸せに生きる義務があります。
私も乗り越えた一人ですが、酒井師の本を読んで、音楽を自分を助けてくれたことを
思い出しました。
どうか、いじめやそれに近いことで悩んでいるひとがこの記事にたどり着いたなら
何かコメントを残してもらいたいと思います。
私からもコメントを送ります。
また、このブログのタイトル通り、本を読むことも苦しさから脱却できるヒントを
つかむことができると思います。
今の時代、苦しい人がたくさんいますが、その方々のための本も本屋に揃っています。
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