読書日記 今こそ読書をしよう!: 人脈を広げることについて

2018年6月14日木曜日

人脈を広げることについて

書籍名 私が官僚1年目で知っておきたかったこと
著者 久保田崇 (立命館大学教授http://research-db.ritsumei.ac.jp/Profiles/129/0012803/profile.html

この本の記事ですが、前回に続いての投稿ですが

公務員としてではなく、私のようなサラリーマンにも

とても勉強になります。

久保田さんは、官僚として入省する前から、一つの国家でありながら

省庁の縦割り組織が独立していて横の繋がりが上手くいかないことに

疑問を呈していました。

私の理解のレベルまで下げると融通が利かない組織と言えば

良いでしょうか。



そのことから、久保田さんは同期になる方々と、日本の国の

官僚像など幅広く話し合う横の繋がりをつくり、

議論をしたとのこと。

その繋がりは、実際に働くようになっても、

新しい霞が関を創る若手の会(プロジェクトK)や

官民協働ネットワーク・クロスオーバー21などの団体を

立ち上げて横の繋がりを作り、官僚という縦社会にいることで

視野が狭くならないように自分の専門外との連携をする

機会を設けています。

これは、民間に働く仕事一筋の人にも、このようなつながりを

持つことはとても必要なことだと思います。

久保田さんは、自分や自分たちのことを客観的にみれる場とも

言っていますがその通りで、専門以外の人たちと付き合うことで

今までの当たり前を疑うこともできたり、予想も想定もできない

アイディアや課題の解決策がみつかるかもしれないからです。

民間人なら、趣味や友人やサークル活動、ボランティアなど

いろいろな人と関わることで仕事に活かすことができます。

久保田さんが、その関わりの中で大事にしたことは、

人の話を聴くこと、6割以上は聴く立場で関わったと言います。

そして、普段の自分の現場での仕事をしっかりした上で、

外との関わりをすることが内部からも信頼に繋がり、

気持ちよく働くことができたと書かれておりました。

外と関わるの現場を活かすことが目的でもあるので、

これはとても大事なことだと思いました。

サラリーマンの私でも、外との繋がりは大事なことだと

あらためて考えさせられました。






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