空海「折れない心」をつくる言葉 ――「穏やかに」「強く」生きる名僧の知恵 池口恵観著
人間は人の中で生きていく中で嫉妬という感情は、これは私は一種の病ではないかな
と思うのですが、誰しもがそういうことを感じることはあると思います。
この本の著者の池口師は、真言宗開祖の空海の教えを、現代人が生きる上での
ヒントとして分かりやすく説いています。
☆嫉妬から解放されるには人を喜ばせること。
私は福祉業のサラリーマンですから、その喜びの大きさはよく知っているつもりです。
池口師は、他人を喜ばせることは自分が喜ぶことよりうれしいとかかれていますが
まさにその通りです。
私は、ここでのポイントして、こういうことがいいたいのではないかと思います。
嫉妬は一つの執着だと思います。執着から離れるにはベクトルを自分から
他人に向けること。自分の心を立てることに執着しているから、嫉妬もする。
他人を喜ばせることは、他人に主観を合わせるので、いったん自分から離れることができる。
他人を喜ばせることは、執着を断ち切る薬。
妬みや誹りはいつかは自分の身を滅ぼします。
今こそ、相手を立てる時代!そう思います。
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