読書日記 今こそ読書をしよう!: しがみつかない生き方 香山リカ②

2019年2月25日月曜日

しがみつかない生き方 香山リカ②

仕事での疲労感が強いですが1日10ページもいいから読書はしたいと思います。
読書は、常日頃の自分の考えや習慣や感性を問い直すものだと思うので、
読書をしないことが習慣になると仏教でいう無明な状態になる気がします。

さて、しがみつかない生き方について今後も続けて、書いていきたいと思いますが、
10ページ程度での読書でも忘れやすさもあるため(苦笑)、
読んだことをフィードバックすると記憶は強まるというので書いていきます。





評価主義に疲弊した日本人
欧米スタイルの働き方が、今では色濃くなりました。
この本は10年位前の本で、働き方改革が叫ばれている今では少し開きが
あるかと思いますが、「評価主義」についてはサラリーマンで働いている以上、
逃れられないような気がします。
私の会社でも評価制度があるのですが、評価=賃金に結びついている部分もあり、
評価させるには自分の実績をアピールする必要もあるかもしれません。
この、自分をアピールする(著者の香山さんは自慢する)ことは、
欧米から入ってきたものであり、香山さんはもともと謙虚な日本人には、
このような自分を自慢する、自己アピールすることはその逆をいく感覚で、
その結果として、企業やサラリーマンの実例を出しながら、
アピールする競争に負けた人は、疲弊して自信を失ってしまっていること、
殺伐として評価されるための職場でチームワークもとりにくく、
逆に業績をさげている企業もあることを危惧という形で記しています。






もちろん、評価主義のメリットは正しく努力して、会社に貢献した部分などを
正しく評価することは大事なことだと思います。
しかし、努力しているプロセスはもっと大事だと思います。
同じ努力をして皆が同じ結果を出せるわけではない、運を味方にしている人も
いるはずです。
会社の方針を個人が変えることは出来ませんが、評価されなかったから駄目だったと
他己評価されても自己評価は自由に付けて、
自分で自分にOKを出していくことは大事だと思いました。
香山さんの冷静な働き方、仕事との向き合い方に、自分も客観的に評価主義
考えるきっかけになった気がします。

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