読書日記 今こそ読書をしよう!: 2019

2019年12月6日金曜日

『ブッダを読む人』は、なぜ繁盛してしまうのか。 清水克衛

清水克衛さんは、書店の経営者であり、
しかも自分がお勧めしたい本ばかりを並べている
『読書のすすめ』http://dokusume.com/modules/store/
を江戸川区篠崎で経営しています。

この本は、ブッダを読む人=お釈迦様の知恵の教えを実践に活かすという
スタンスで書かれています。

人におすすめするだけに、たくさんの本を読んでいる清水さんですが、
この本では項目ごとにブッタに関する本を紹介しています。

仏教よりも馴染みやすいブッダ


最近は、曹洞宗の僧侶の枡野俊明さんの本など、現役のお坊さんの
本も書店には多く並んでいて売れているようです。

それは、なぜかといえば、悩み多き現代に悩みに対する仏教的な対応法
書かれているからだともいます。

そういう意味では、仏教はさらなる成熟期に入ったのではないかとも考えられます。



この清水さんのブッタを読む人ですが、これは仏教というより、
仏教の開祖・ブッダの教えを精神論として実践的に書かれているところが
面白いと思いました。


お坊さんが修する仏教とブッダでは馴染みやすさが違うと思います。
一般人でも、ブッダの思想を実践することは知恵を得ることになります。


ここで大事な話

ブッダの教えの実践は物事を素直に受け止めることになります。
ようは屁理屈は遠い世界でもあります。
素直に受け入れ、素直に実践することです。
これは、人間は大人になるほどできなくなることではないでしょうか!?

雑念や欲望に駆られると、純粋な実行や判断はできなくなります。
素直であることは可能性に満ち溢れていると言えます。
上手くいかない自分や事実をマイナスな気持ちを持たずにしっかりうけとめる
ことこそ大事だと思います。




2019年11月25日月曜日

『お客さまが先 利益は後』 長野県の中央タクシーの感動のサービス

日本でいちばん大切にしたい会社3(あさ出版) 坂本光司著

この本に、取り上げられていた長野県にある中央タクシーのお話にとても
感動したので、少し書かせていただきます。

中央タクシーHP https://chuotaxi.co.jp/

タクシー会社というのは、個人を含めて全国を網羅しています。
私は、このタクシーというのは時によって、1人の運転手が
1人のお客様を運ぶものですから、
マンツーマンでFace to Faceの究極のサービス業だろうと考えています

長野県の中で中央タクシーという後発の会社なようです。

それも、このタクシー会社を始めた宇都宮恒久さんが、
他のタクシー会社の再生を引き受けたが、乗務員が
ベテランばかりで、業績は上手くいっていなかったにも
関わらず頭でっかちで、経営陣の声に耳を貸さなかったという
事実から、その教訓に中央タクシーを立ち上げました。

教訓をどう活かしたかといえば、乗務員はタクシー乗務を経験したことのない
中途採用の未経験者を集めて、タクシー会社の定型に拘らずにゼロから
会社を始めたのです。

どんなサービスが斬新かといえば、まずはお客様を乗降に立ち会う
ドアサービスを行ったことでした。
このサービスはお客様に人気だったようですが、同じ市内の
他のタクシー会社が行っていなかったために同業者のブーイングを受けたようです。

冷静に考えれば、他社が真似できないサービスを行うことこそお客様が
感動するサービスだと私は思います。


そして、しばし前のお話にはなりますが、冬の長野オリンピックの時は
稼ぎ時だったはずですが、オリンピック関係者の貸し切りの大半を
中央タクシーは断ります。

なぜかと言えば、普段のタクシー利用者は病院や買い物に出かける
お年寄りや障がいを持った方など交通弱者です。
タクシーの貸し切りでその方々のタクシー利用が出来なければ
死活問題になります。

オリンピック需要を断り、通常業務を行ったことで、世間からの厳しい目や
収益源は一時的にあったようですが、その分、地元のお客様からの
信頼度はいっそう増したそうです。

タクシー乗り場での待合も中央タクシーでなければ乗らないと、
中央タクシーの車が来るまで待つ人もいたり、
中央タクシー宛てに日頃の感謝の手紙を書く人もいるほどだそうです。

そこまで支持されるには理由があります
それは、乗務員に『お客さまが先 利益は後』が理念のもと、
相手の立場に立った行き届いたサービスが出来ていることから
信頼して、予約して乗るお客さんがほとんどなそうです。

この本の執筆当時で、タクシー業界が行き詰まりの中、
長野市内の他者の平均売り上げの2倍を中央タクシーは獲得していました。

中央タクシーのサービスはそれだけではありません。
新たな試みにも勇んで挑戦していて、成田空港への直通便を
定期的に出して安価でお客様を運ぶなど、
これは最初は赤字だったそうですが、徐々に浸透し
喜ばれるサービスとして黒字化し、
会社の主要売り上げになったそうです。

損して得を取れとか仏教の教えに利他行というものが、ありますが
まさにそのとおりで人に喜ばれるサービス、感動されるサービスを
行えば必ず結果はついてくるのだと確信を得ることができる
話だと思いました。

どんな乗務員さんが運転しているんだろうと想像を膨らませてみた私でした。


なお、中央タクシーのサービスの概要がNAVERまとめにありましたのでご参照ください。


驚きの顧客満足経営で愛される長野の中央タクシーとは

2019年11月24日日曜日

日本橋高島屋の名コンシェルジュに学ぶ 気遣い力 敷田正法

日本橋高島屋の名コンシェルジュに学ぶ 気遣い力 敷田正法著







この本との出会いで、日本橋高島屋に私は今月の初めに来店することが出来ました。
東北の田舎町に住む私で、年に数回は東京に足を運ぶのですが、
実は日本橋エリアを訪問したのは、今回が初めてでした。

著者の敷田正法さん(日本橋高島屋コンシェルジュ)が、日本橋という
エリアに精通していなければ、このコンシェルジュのお仕事が出来ない
ことが、日本橋を散策してからお店に行ったのでよく分かりました。


気遣い力とは相手の立場に立つこと!


気遣いとかおもてなしとか、サービス業のお仕事に就けば、
一から一通りのことを教えられるのではないでしょうか?

しかし、気遣い力とはマニュアル通りに行うことでもなく、
仮にマニュアルがあったとしても、そのマニュアルは進化させて
行かなければならないものだろうと思います。

敷田さんの気遣い力とは、徹底的に相手の立場に立って考えていることと
失敗を教訓にして、さらに良い気遣い力を養っているところに
あると思いました。

例えば、こんなエピソードが書かれていました。
子連れのお客様が来店されて、お母さんからお店のことについて聞かれて
対応した際に、敷田さんとお母さんが話をしていて、
子どもが泣いてしまったそうです。

子どもは、お母さんが知らない男の人とお話をしていたことに驚いたからでです。
以後、敷田さんは、最初にかがんで子どもと笑顔で関わってから、
かがんだまま、子どもの視点からお母さんのと対応することで
子どもも安心し、お客様とも良い対応ができたそうです。

この話は、さらには夫婦で来店した車椅子の妻と介助している夫のお客様に
対しても、最初に車椅子の奥さんに同じ目線でアプローチを行い、
妻と同じ視線から夫からの用件をやりとりしたことで、
夫婦両方から、感謝されたそうです。


このお話には、とても共感するものがありまして、
介護の仕事に携わる私にとって、利用者の方と
同じ視線に立つには、まず身をかがめることで
安心してもらい、心を開いてもらうのだと、
それが信頼関係に繋がっていくと感じました。

真の気遣い力とはこれだと敷田さんから学び、さっそく現場で実践しています。
ありがとうございます。
サービス業に関わる人にとって敷田さんの本は、本当に役立つと思います。
気遣い力とは方法論ではなく精神論です。

気遣い力をつけるには学び続けること

敷田さんは、気遣いの実践、具体的にはお客様の幅広いニーズに応えるために
常に勉強をされています。

例えば、周囲の日本橋~銀座・新橋・東京駅のランチや観光について
具体的に、自分の視点も加えてより、相手が必要な情報を伝えるために
食べ歩きや街歩きで、情報収集をしています。

店内のことは、何とか分かっても、お店の周りのことは、
やっぱり自分で感じること、お客様の視点に立つことの
必要性がここで分かります。

また、敷田さんが所属しているコンシェルジュのネットワークは、
ホテルマンなど多職種にわたります。
自分の知識だけでは不足している情報を多職種連携で、
情報収集することでお客様に聞かれたことに対し、
より分かりやすく伝えられるだかでなく、
次のサービスへの橋渡しもできます。

これを振り返ると、気遣いとは学び続けることの連続
より質の高い気遣いになっていくと思います。

2019年11月14日木曜日

斎藤一人大商人の教え 尾形幸弘

斎藤一人さんの教えっていうのは本当に素晴らしいと思うのですが、
一人さん本人のお話はお弟子さんが書いた本の方が分かりやすいです。
何せ、一人さんの精神論を実践して、その体験を書いているので。

この本 斎藤一人大商人の教え 尾形幸弘著





仕事が嫌だと思う人が、逆に成功してしまうという異例のことが書かれています。
尾形幸弘さんは北海道で居酒屋を経営されている方で、
会社の経営がどん底の時に、斎藤一人さんの著書に出会い、
一人さん本を読み漁り、斎藤一人さんが居酒屋を経営したらと本から学んだことを
実践して成功した一人です。



上手くいかないことを失敗と捉えてはいけない!


私なんかも特にそうなのですが、失敗すると何で…と思い悩みます。
しかし、その悩んだり後悔することでいいことは何もありません
一人さんの教えはうまくいかない現実を学びに変えて、
上手くいく方法に変えていくというものです。

この学びということが大事です。
だからこそ、うまくいかない時は成長のチャンスです。
どうすれば、うまくいくかと考えれば知恵が出ます。
その知恵が、成功のヒントになります。
どこまでも、成功の方法を探すことは大事なこと。
上手くいかなかったということはその方法が合わなかった
だけだから


2019年11月12日火曜日

お金儲け2.0 手堅く1億円稼ぐ7つの最新手法 川島和正

この手の本を手に取るのは、胡散臭いという先入観がありましたが、
読んでみて、(勇気をもって)、作者の川島さん他に失礼でした!
今までの会社勤めのストレスから解放される糸口を掴みました!

購入はこちらから↓


川島和正さんはこんな方!

公式ブログ https://ameblo.jp/kk5160/

自分でネットビジネスなど各種ビジネスで、
手堅くというか1億円規模の事業を積み上げてきた方です。
素晴らしいと思うのは、斎藤一人さんのように、
自分がお金を稼いだメゾットを、自分のものだけにするのではなく
著書やSNSなどを通じて、教えてくれていることです。

斎藤一人さんのお話がお金儲けの精神論なら、
川島和正さんは実践論です。
どちらも面白いですよ🌝

そして、お弟子さんを始めとした実践者の成功例も
紹介してくれているので分かりやすいです。
やっぱり、経験談が人の心を動かしますね!

2019年11月11日月曜日

勝間和代氏 同性恋人との破局公表から考える LGBTについて

勝間和代氏 同性恋人との破局公表「涙止まりません」 増原氏「別の人と生きたい」
(デイリー リンク)

勝間和代さんがLGBTについてカミングアウトしたのは、
去年の11月のことでした。
本人のブログで公表されました。


社会的に様々な問題にコメントしてきた勝間さんで、人間性も知れ渡っていたので
本人はLGBTのことを告白するのは勇気がいったと思います。
そして、今日のメディアでパートナーとの解消が明らかになりました。

LGBTとは性的少数者と訳されていますが、この少数であるということが
異質であるいう風潮が日本にあることが問題なんだろうと思います。
少数の人=変わり者という風潮が島国で単一民族の日本では育ってきたの
かもしれません。

だからこそ、LGBTは問題ではありません
少数を異質と捉える国民性?が問題なんだと思います。


そのことからも、メディアがこの勝間さんの破局を取り上げたのも、
LGBTの理解へ対する問題提起もあった半面、LGBTとの方の破局も
誰の破局も差はない、問題のないことであったにも関わらず
異質なものとして取り上げた部分も否定できないと思います。

LGBTへの理解がまだ広まらない世の中で、破局を特別視するような
報道はきっとショックも増したのではないかと思います。
きっと、同じくLGBTについて公表できず、理解されずに悩んでいる
方にもショックを与えたと思います。


マスコミを否定するつもりはないのですけれど、
今後日本にはもっともっと外国人の方もたくさん来るでしょう。
その前に、もっともっと少数の特徴や個性について理解していく
必要があると思います。

少数のことを理解するということは、それを当たり前だと思うことに
他ならないと考えます。
物事を当たり前に捉えるようになったとき、全てのことはナチュラルに
空気のようになります。

お互いさまに個性や特徴など、理解しあえるようになりたいものです。

2019年11月10日日曜日

人の心が分かることが教養

脳が変わる生き方 茂木健一郎著




茂木さんは、この著書で、

他人の気持ちが分かるためには、総合的な学力がなければならない。(p.194)

心を読み取るということは、共感する以上の何かなのです。(p.194)

と書かれていました。



科学的な共感する力であるミラーニューロンは他の動物にもあります。

犬が遠吠えしあうことなどがこれです。


人間の気持ちの表現は多彩であり、思っていることや感じていることも

複雑です。

その思いを理解するためには、いろいろな感覚を知ることが必要だと思います。


それは、私が思うに自分が様々な体験をすることでもあるのではないかと

思います。苦労は糧になると言いますが、それはいろいろな人の気持ちに重ねられる

からではないでしょうか!?



もし、知識が学力であるとすれば、多くの本やブログでも何でも読んで、自分の

知恵にしていけば、きっと人の痛みの少しでも分かることができるような

気がします。


人間の考え方も、感じ方や解釈もそれぞれ異なることから、一人一人の価値観を

理解していくには例えば、小説や映画、漫画からも得ることがあるでしょう!

そのような映画、小説、漫画に人が没頭するのは、その主人公や登場人物の

気持ちと一体になるからだと私は思います。



何を見るにしても、人の感覚を掴むということを意識するといいと思いました。

それは、人の心が分かることはAIでも追い付かない人間の教養な気がします。



そして知識の先に想像力があります

人の心に思いをはせるときに、想像力が豊かであれば、きっと気づけることが

増えるはずです。

2019年11月6日水曜日

結果を仕組みを作る政治家・橋下徹

鋭い舌鋒でアクの強い政治家、ワンマン!?というイメージを
橋下徹さんには強く思っていました。
ふとしたきっかけで、
橋下徹さんの著書 結果を出す「仕組み」の作り方 を手に入れました。



今まで政治家の著書とは無縁でしたが、地方自治にも興味を持ったので、
今回はこの本を読みました。
本当に、結果を出すための技量も器量を持ち合わせた方だということが
著書から分かりました。

専門家の盲点を突く


役所組織というのは専門家の集まりです。
特にも橋下さんがトップを務めた大阪府、大阪市は何万人もの職員を
抱える大組織です。

ここ数か月で日本では、台風での水害で多くの犠牲や被害を出しました。
もちろん、個人の危機管理も必要大前提ですが、
橋下さんは、大阪府知事時代にダム問題にも切り込んでいます。
ダムの建設是非といえばかつての民主党政権や長野県の田中元知事を想像します。

大阪府には京都大で専門を学んだような優秀な水防やダムの専門家がいるそうです。
橋下さんは、専門家ゆえに考えや手法に固執してしまったダムのありかたについて
水害を防ぐにはどうすればいいか本を読み漁り、専門家へダムの必要性への
盲点である課題を突き付けます。

例として、橋下氏が目を付けたのはダムができることで上流は洪水被害を
免れるが、その下流が免れる保証があるのかということでした。
専門家に問い詰めていくと、必ずしも万全でないことも分かっています。
結果として、ダムを中止し、河川の流れをよくする工事に切り替えたという
例があったそうです。

これはタイムリーな話題で本当に河川被害を守るには下流の家屋移転も
必要と橋下氏は語っています。
政治家、首長は役人の考えたことに対し、政治決断をしなければなりませんが、
自信で知識と情報を得て、総合的な判断をしている点は素晴らしいと思いました。

ダムを中止したことで、より安全な水害対策を生み出すだけでなく、
経費を削減するという考え方にも基づいているのも、
自身の政治理念と決断力や知識が合致していて納得がいきます。


自民党と旧民主党との違い


政治の分野は私はかなり無知なので、橋下さんの冷静・客観な視点で
自民党の強さと旧民主党の失敗について分かりやすく書かれていました。
自民党は、異なった考えの人が集まっている集団だが、
法案に採決する前など、言いたいことをそれぞれに自由に言わせるが、
最終的には決まったことに従う組織作りができていること。

この強さに自民党や安倍政権に橋下さんは一定の評価をしていました。
会社やグループにも異論はたくさん出ていいから、
最後は決まった方向で進んでいくというマネジメントは、
みんなのそれぞれの力が結集できると思いました。


また、旧民主党はそれこそいろいろな考えの人の集まりで、
議論がまとまらず、最終的に党としての意見が一致しない。
後に考えの不一致で分裂してしまうが、
同じ考えや方向の単位でまとまるが少数の集まりなので
民主主義の中で力を発揮できないことが橋下さんの話から
分かりました。

日本は二大政党制になっていくには現在の野党側にも、
考えのマネジメント力が必要なことが、
私の中でも見えてきました。

法律の専門家だからこそできた議論をさせること

ご存知の通り、橋下さんは弁護士の出身の政治家でした。
役所では予算を編成するにあたり、予算を獲得したい部署と
財務部門でそれぞれの主張で平行線になることがあります。
これは、どこの役所でもよくあることでしょう。

橋下さんは、その2者を1日を使ってでも徹底的に議論させ、
腹に落ちた方に軍配をあげたそうです。
その時、橋下知事・市長は裁判官になった感覚で
議論を見守ったとのこと。

まさに裁判の感覚を問い入れて、裁判官の感覚でジャッジをしたことは
弁護士らしい橋下さんだと思いました。

議論をして、お互いの言い分を言い合うことはとても重要なことだと思います。
主張していくうちに相手からの指摘で自分の盲点にも気づくからです。
議論をしていけば、双方が意見を合致できる部分も見いだせるはず。
きっと、そこで役人さんたちは相手を説得するだけのディベート力も身につけたでしょう。

2019年11月5日火曜日

財政再生団体の再起に取り組んだ夕張市の青年市長、鈴木直道さん

やらなきゃゼロ! 財政破綻した夕張を元気にする全国最年少市長の挑戦 (岩波ジュニア新書)
 [ 鈴木直道 ]を読んで



2012年に発刊された本です。私も地方の小都市に住んでいるので、
何となくではありますが、人口は減少しているし、東日本大震災で
甚大な被害を受けた街に住んでいるので、夕張の状況には興味がありました。

これも、ニュースでなんとなくしか覚えていなかったのですが、
財政破綻した夕張に、東京から若い人が来て市長になったという
ニュースを見た記憶がありました。
その時、地域を知っている人なのだろうかと思った感想があります。

実際に本を読み進めていくと、鈴木直道さんは実は現時点では、
北海道の知事になられているのですが、かつて東京都職員時代に
夕張に志願して派遣されています。

それも、一市役所職員だけでなく、プライベートなどでも除雪の
ボランティアに参加したり、地域のイベントに関わったり、
常に住民と同じ立場で同じ視線で、地域の課題も
楽しみも共有されていたことは素晴らしいと思いました。

生い立ちも母子家庭の中で育つ過程で、思うように進学等も進められ
なかったようですが、当時から思いは強かったようです。
個人的な感想ですが、やっぱり政治家や役人には思いや熱意が
必要だと思います。

夕張市長に出馬するにあたっても、決断の重さはもちろん、
全く地縁もない中で、夕張派遣時代の鈴木さんと共に活動した
一市民が鈴木さんを支えましたが、当選の保証のないいばらの道を
思いを伝えたり訴える力で突破しました。


市長になってからも、財政再生団体というお金を自由に使えない
自治体の長でありながらも、東京都時代の当時の石原慎太郎知事
猪瀬直樹副知事や都庁の仲間を通して、パイプを作ったり、
その力も活用して夕張を元気にする力を引き出せたのも
素晴らしい手腕だと思います。

ここで、猪瀬直樹さんと言えば、東京都知事をあまり明るくないイメージで
退職した記憶を持つ方も多いと思いますが、この著書の中からは
かつての同志の鈴木市長と夕張を都からバックアップする心遣いが
見て取れます。

本って不思議です。いろいろな本に触れることで人物だけではなく、
物も土地も様々な一面をみることができます。




限られたお金で市政を運営することはたいへんですが、自ら夕張の
産業であるメロンを売り出したり、なるべくお金をかけないで
地域を潤そうとした努力や行動力には鈴木さんの並々ならぬ夕張への
思いやそれまでの生い立ちが関係していると素晴らしいと感じました。


ぜひ、市町村の職員さんや政治家を目指す方にも読んで欲しい1冊でした。

2019年11月4日月曜日

読書から触れた高島屋の接客術、日本人のおもてなし

前回の記事は、日本橋高島屋のコンシェルジュ・敷田正法さんの
ことについて書きました。
https://migaku.blogspot.com/2019/10/blog-post.html

この敷田正法さんの著書 日本橋高島屋コンシェルジュの最高のおもてなし


という本にとても感動し、おもてなし、ホスピタリティにかける敷田さんの
思いに共鳴を受けていました。

私もサービス業に関わっているので、ぜひお店に伺いたいと、
昨日(11月3日)の状況時に日本橋高島屋に伺いました!
日本橋高島屋https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/

私は、何度も上京しいろいろな場所を巡っていますが、
実は日本橋エリアに訪問したのは初めてでした。
巡ってみるとなるほど、日本人だけでなく外国人も含めて
買い物やお土産を買うエリアであり、
かつ交通網や周囲の店舗のサービスも熟知していなければ
なりたたない仕事だなと感じました。

エントランスの正面口にはコンシェルジュの方がいらっしゃいました。
残念ながら、敷田さんはいらっしゃいませんでしたが、
紳士(60代?)のコンシェルジュの方がいて、
お土産売り場について尋ねると、どんなものが欲しいか聞かれ
和洋菓子ならと始まって、地下への行き方から、
地下の配置まで教えてくれました。

エスカレーターの近くまで送っていただき、
いってらっしゃいませと送っていただきました。

きっと敷田さんの薫陶を受けた方なんだろうなと思いながら、
百貨店のサービスって素敵だって思いました。
百貨店・デパート離れは進んでいると聞きますが、
あえて上質なサービスを受けることで、
日本人のおもてなしの素晴らしさに触れえることができると感じました。

2019年10月16日水曜日

オリンピック・グローバル化で問われる日本人のおもてなし、敷田正法さんの著書から

日本橋高島屋コンシェルジュの最高のおもてなし/

敷田正法著


私は、おもてなしとかホスピタリティという言葉や、
行為そのものが好きです。

来年は東京オリンピックが開かれ、多くの外国人がやってきます。
また、日本は少子・高齢化で人口が減少し、今後は多くの
外国人が来訪されるでしょう。

そんな、これから日本人が築いてきた『おもてなし』の心遣い
問われるだろうと思います。

この日本橋高島屋コンシェルジュ・敷田正法さんの著書は、
おもてなしとは何か、それを支えるマインドとは何か
目から鱗が落ちるような本でした!


おもてなしにマニュアルなどない!

おもてなしとサービスは混同してしまうこともあるかもしれません。
サービスとは、例えば介護保険サービスというようにお金を支払えば
当然にやってもらうことを言います。

ですから、おもてなしと言えば、サービスを土台にお客様を満足させるための
接遇であろうと思います。

敷田さんは、いわば高島屋の玄関そのものと言えると思います。
その玄関とは、萬の窓口と言えるのですが、
お客様に問われたことは、直接お店に関係なくても
お客様の立場でニーズを汲み、答えを導く姿勢に素晴らしいと思いました。

例えば、お店にない商品を問われても、近くのライバル店にあることを
紹介したり、しかも道のりまで教えたり。
近くの美味しいレストランを聞かれれば、おすすめメニューや混まない
時間帯まで紹介してあげたりなど。

これは一見、仕事に関係のないように思いますが、これこそ感動を産む
おもてなしだと思います。
この人に合いたいと思えるようなおもてなしは、そのお店の信頼につながる
ことは間違いありません。

敷田さんは、高島屋の生きた商品であり、お金で買えない素晴らしいおもてなしです。
きっとマニュアルを作ってその通りに動いただけでは、出来る仕事ではありません。

しかも、このような多様なニーズに的確に対応するには、知識が必要です。
敷田さんは自分の時間で勉強をし、対応力を積み重ねています。

これがAIロボットにできるでしょうか。
人間だってアップデートできる、きっと外国人の方々も含めて心を
動かすことのできる『技術』は、それこそ裏も表もない、
おもてなし!だと思います。

2019年10月8日火曜日

消費税10%についての考え方。

消費税が8%から10%にアップして、1週間が過ぎました。
現実として、年金生活の方などは、生活に直結している、
厳しい生活を実感し始めた方もあると思います。
消費税10%時代の在り方、生き方について考えてみます。

悲観しても何もならない、工夫しよう!

キャッシュレス決済での還元に理解できない、難しいと
思っている方は多いはず。
しかし、これからは自分がお得な生活をするためには
工夫と学習も必要です。

お得に生きるために、知識を得ることで、困った事態も
打破するきっかけになるでしょう。

時代の変化にはついていく必要なものがあります。
調べることが出来なくても身近な人から学ぶことも
できます。


また、節約に限らず、副業やポイントをためるアプリやサービスを
受けることで、増税分を賄うこともできると思います。

ちょっとした勉強で、生活のヒントを得ることもできます。

税金を払うことは素晴らしいこと

税金を払うことで、最も前向きに捉えているのは、
国内の最高納税者の斎藤一人さんではないかと私は思っています。
一人さんの姿勢に学ぶことはたくさんあります。

自分の払った税金で、誰かの生活を支えている、少し大げさに言えば
命を救っている場合もあります。
税金はとられるものというイメージはあるかもしれませんが、
実は自分が払った税金で多くの人を支えています。

また、私はよく図書館を利用しますが、図書館の数万冊の本や
日刊の全新聞と月刊雑誌は無料で読むことができます。
これも税金の納めているおかげです。

これは正直感謝だなと思います。


税金へのプラスの視点を増やせば負担感も減るかもしれません。
そして工夫だと思います。


2019年9月2日月曜日

宇宙が応援する生き方 小林正観 ①

小林正観さんは、すでにお亡くなりになられた方ですが、
今でも過去の講演や多くのファンがいることから
新刊が発売されています。

正観さんは、もともと科学的な考えの持ち主のなのですが、
人間の持つ潜在能力の大きさや引き出し方を
著書を通してユーモラスに表現されるのが特徴です。

「宇宙が応援する生き方」の画像検索結果

思いをもたないとうまくいく!

私たち人間は、がっかりしたり、イライラしたりするなど
ストレスを起こすのは、自分の心の奥底にある思い通りに
ならないからと、この本で学びました。

自分の心の中には起きる出来事や周りの人にはどこか
期待をもっていると、苦しくなります。

正観さんの考え方は、思いはもたないことで
余計な一喜一憂することがないということでした。
これが、心が空ナチュラルなのではないかと思いました。

思いを持たないといえば、何事もあぁ、そうかと受け止める。
引き受けることだと思います。
ムキにならず、肩ひじ張らなければ、自然に果てしない
見えない宇宙の力に支えられる。なんか素敵だなと思いました(^^♪

2019年7月10日水曜日

プロの障害者を目指して 大信田康統は今日もせっせと生きている

大信田康統は今日もせっせと生きている―"プロの障害者"をめざして-。 

高橋 文彦著


岩手県の障がい者福祉に携わる方々なら、この大信田さんを知っている
方も多いと思います。

この本が出版されたのは、平成12年ごろでちょうど私が大信田さんの
講演を聞く機会に恵まれた前後です。
大信田さん自身も、ちょうど盛岡市障害者自立支援プラザの所長になられた
頃と思います。

この本は以前から手にしたかったもので、何せ私自身も岩手県で障がい者福祉の
現場で働いていたからです。

障がい者福祉の発展は荒い歴史もあった

大信田さんは岩手県大迫町(現・花巻市)のご出身で、当時は雪深い、
鉄道も通らない街で、今のような障がい者や福祉という言葉や制度が
名も見えにくいような時代に育たれました。

しかし、大信田さんは子供のころから両親が障がいをオープンにして
育てられたことを背景に、自らの生きることへの反骨精神やチャレンジ精神
お持ちでそれ自体が、世間への障がいへの理解や障がい者への関わり方を
広めてきたと言えます。

田舎においては、現代でも人と違うということは受け入れがたい
環境がまだまだあります。障がいに限らず、個性が発揮できないからこそ
人は都会に流れるのだと私は考えています。

田舎町での反骨精神を持ちながらの生き方は、多くのスランプも越え、
苦痛にも耐えながら大信田康統という大きな大きな人間を作っていきました。

東京に出てからも、障がいを持った方が、健常者と同様に当たり前に生きられるよう
他の仲間のまとめ役となって、国と交渉するような大信田さんの姿は、障がいを
持った仲間の力になりました。

命がけで、行った数々の行動は障害者福祉の権利擁護や発展だけには留まらずに
障がい者の心の自立支援になりました。

大信田さんは権利を主張しただけでなく、それ以上の行動を起こした
精神があったからこそ多くの人の心を動かすことができたのです


無理だと決めつけたらそこで終わりだ

大信田さんは、障がいを持っているからといってできないことは実はそんなに
多くない
また、人に助けてもらうことが福祉の心を育ててもらうことになるという
この2点は、この本からとても心を打たれました!

無理だと思うことって成功事例がない、先例がない、一般常識から外れている
って勝手に決めつけていることが多いのではないでしょうか?

そんな現実に果敢に向き合ったのが大信田さんです。
健常者と同じことや、健常者でもなかなかやらないことをやる。
そのことで、自分に自信や希望が生まれ、人の心を感動させ動かすことができる。

プロの障がい者の方向性が見える気がします。
私も岩手県の福祉の仕事に従事する一人として、プロの福祉職人とは…を
追い求めて生きていきます。



2019年6月14日金曜日

自分を生きる! 今日の心屋仁之助さんのブログを読んで

★ 私が私を生きていたら、 気づいたら主人まで気楽になってきた。
(2019.6.14心屋仁之助さんのブログリンク)

ふとしたことで、たまたま反社会的なyoutube動画を見てしまい(私らしくない)
ネガティブな気持ちになったので、心屋さんのブログを覗いてみました😃😃😃



今日の記事も、心屋さんからブログ読者のメッセージへのエールでした!
身近な人や家族と価値観が違っても、自分を生きるって大事なんだなって
思いました。

お互いが、あるいは片方が相手に合わせようとばかりしていると、
お互いがギスギスしてくる。
逆に、自分が自分を生きようとすれば、自分らしくなり、自己実現になる。

遠慮をしない罪悪感さえ捨てれば、周囲とは心地よく共存できる。
自分を生きるってことは、相手も自分を生きていることを
認めること。

他人だけ認めないで、自分も認めること。
きっと、人生は最初から豊かだ!

#心屋仁之助 #ブログ


2019年6月12日水曜日

人生の「質」を上げる 孤独をたのしむ力 午堂登紀雄


やっぱり孤独って悪いことじゃなかった!!

この本は2017年の発刊で、著者の午堂登紀雄さん(https://www.drivin-yourlife.net/
は、資産形成に関する本やコンサルティングもやっているようです。
午堂さんの本には初めて出合いました。

図書館で、この本を借りたのですが、なぜ手に取ったかというと、自分は孤独な
時間を持たないと疲れてしまうという『本性』を持っているからです。


同じように思っている方は、いないでしょうか!?
しかし、私はそのことに罪悪感や後ろめたさ、幼稚さがあるのではと
思っていました。

しかし、この本を開いてみると書いてあることは、そのネガティブな孤独力とは
逆で、自分の今が肯定できるような、何となく後押ししてくれるような
ことが書いてありました。

午堂さんは、著書の中で、
精神的に成熟すると、孤独を好むものです。(36ページ)
とまで書かれています。
孤独の時間は、自分の内面を省みる、内省の時間であり、人間は孤独な時間に
自分としっかり向き合い、心を再生し、起きた出来事を受け取ったり、
整理したりして、心が成熟して、深みのある人間になっていくということです。



心の強い人ほど、孤独を好むとも言われているそうで、
起きた出来事、周りの考え、自分の考えなどを分離して、
それを客観的に整理・分析して、次に活かすことはかなり大事ですね!

著書にも、
ひとりになること、つまり孤独には「自己回復機能」がある(33ページ)
と書かれています。

忙しい家庭のママさんだったり、残業の多い方、自営の方ほど、
そういう時間は必要だと思いました。



ストレス社会、うつ社会に求められているのは孤独力かもしれません。
いつも、友達や仲間といるだけでは得られないものがあるはずです。


本の購入はこちらが便利↓


私が過去に書いた孤独に関する記事
孤独力

午堂登紀雄さんの話(youtube FM放送ラジオ番組ベストセラーズチャンネル から)


2019年6月11日火曜日

感謝してます ~斎藤一人さんの言葉の力~


斎藤一人さんの著者や、youtubeの講演ではたいへん勉強させていただいております。
今までの自分の価値観に変化をもたらしました。
以前よりも、自分の中で悪口的なものが減っただけでなく、
人を喜ばせることの嬉しさを心底から実感できるようになりました!

斎藤一人 人生も仕事も思い通りにする魔法の法則 舛岡はなゑ著 ひらいもも 絵
この本は、斎藤一人さんの考え方を知る初心者でも読みやすい本です。
斎藤一人さんの考え方や精神を知るには、本人よりお弟子さんの本が、
より分かりやすいと思いますが、まさにこれは入門的です!

この本の中で、仕事がつまらないと思っている人には、ぜひやってもらいたい
ことばかり書かれてあります!
一人さんの考えでは、本当はつまらない仕事はないそうですが、
仕事をゲームのように自分で面白くしていくことが一つです。

この本の中で、例えばコピーをとる仕事を任されても、嫌々するのではなく、
今日は昨日よりも何分早くやろうというようなゲーム感覚にしていく、
そのことで上司にも喜ばれ、感謝され、自分もハッピーになるという結果が出ます。




また、厳しい上司がいたら、例として鈴木課長という人が、いつも怒鳴ってきたら
鈴木の滝に打たれていると思って、山に登らなくても修行ができると思い、
感謝の気持ちで、「指摘していただきありがとうございます。感謝してます。」
と伝えれば、能動的に注意されるので相手も嫌な気がしない。

これって変わっているような気もしますが、注意して凹む部下やふてくされる部下が
ほとんどだったら絶対感じがいいと思います。
感謝してますという言葉には一人さんによると、とても力があるそうで、
私も多用させていただいています。
仕事の中では、気持ちが前向きになることが多いです。

私も宗教や信仰は全く否定しませんが、もしそういうものに抵抗があっても
豊かになりたい、楽しく生きたい人には一人さんの本をお勧めします
中でも、仕事で困っている人にはこの本はおすすめです。

ブログ記事を読んでいただき、感謝してます (^^)/

2019年6月9日日曜日

脳の鍛え方によって、いつからでも成長できる!

引き続き、茂木健一郎さんの「脳が変わる生き方」を読んでの
まとめを書いていきます。

私は、大学に行っていないので、大学とはどういうもののか
ぶっちゃけ勉強とはどういうものか分かりません。
分からないような気がしますが、
茂木さんによると、勉強が苦手な脳はもともとないそうです。

脳が喜ぶ勉強法をみつければ、それを続けていくことで
ドーパミンが分泌し、脳の回路が強化されていく。
そうすれば、その分野は得意になっていくようです。

バブル経済の時に、株価が異常なまでに加速的な上昇をしたように、
脳の回路が強化されていけば、その回路も強化されていくという
ことです。



とても、興味深かったことは、100でも1000でも多く知識を詰め込めば、
その知識が回路で繋がり、教養が広がること。
数学者でノーベル賞を受賞した湯川秀樹氏は文系にも優れていて、
教養も広かったそうです。

ノーベル賞を取るような方は、教養が広いというのが茂木さんの
味方です。

勉強がうまくいかない、学生さんや資格やスキル取得に悩む人、
そして、自分にも言えますが、自分が楽しいと思う勉強法を
みつけて、それを強化すれば成功に導くことが
できるのだと思いました。

人生は何歳になっても、挽回できる。
脳の力は、やはり無限です!


私は楽しく、ブログを毎日書くことにチャレンジしていきます!!

#茂木健一郎 #脳科学 #勉強

2019年6月8日土曜日

脳が変われば性格も変わる、脳は宇宙のようなもの





茂木健一郎さんの、この「脳が変わる生き方」はわりと平易で分かりやすい
表現で書かれているはずですが、頭が悪い私は、本に出てくる言葉を
調べながら読んでいます。

脳科学の世界って、私は仕事で東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授の
研究に関することに関わっているのですが、とても深くて解明されていない
事が多く、しかも可能性に溢れていて、まるで宇宙の世界です。

その宇宙も果てがないことは分かっていても概念はあいまいな感じもします。
茂木さんの本を読んでいると、脳を研究する熱意とワクワク感が
存分に伝わってきます。

感動が脳を変える、脳が変われば生き方も変わる



感動をするっていうことは、素晴らしいことだとは分かっているつもりでしたが
この本を読むと、脳が変わっていくことが強く伝わってきます。
感動は劇薬といわれるほどの作用があり、脳内の分泌が多く作用するそうです。

感動したときに、それをどれだけフィードバックできるかが、
脳の感動効果を大きくしていくようです。
感動したときの涙は副産物なようで、その時に脳が反応していることが
分かりました。

私も、テレビ番組や人との関りで感動させられることは多くあります。
その時に、それをどう自分なりに受け止めて、どう反応していく、
得たものを還元していくかが豊かな生き方、人生に変わると
強く感じることができました。



人との関りが、人を変える



人間は、親の教育から受けた影響でも性格は決まっているそうですが、
それは20%ほどということです。
後の80%は人との関りで形成されているとのことです。
ということは、この後の人の関りで、自分を変えることができます。

いろいろな人と接し、体験し(本を読むことも)影響を受けることで
自分が変わっていく(形成されていく)そうです。

それを思えば、人生は何歳になっても可能性に溢れています。
むしろ、この本でそれを読まなければ、そのことも知ることが
できませんでした。

自分にとって、苦手な人も後になっては、あの人がいたからということも
ある訳で出会いって大事ですね!




#茂木健一郎 #脳科学 #自分を変える

2019年6月7日金曜日

中高年モデル活躍 パリや東京のファッションショー

新聞という媒体は、毎月それなりの負担をして、
購読しているにもかかわらず、朝の短い時間で、
自分が必要とする情報を読んでスルーしてケースが多いです。

各新聞社は読み物として、多様な部署が日々取材や考察を
加えながら、読んでもらいたい知ってもらいたい
執筆しています。

今日(令和元年6月7日)は、新聞をじっくり読みながら
気になった記事について書きます。
岩手日報 16面 くらし から

背景に多様性の潮流




立派な髭をたくわえた高齢のモデルさんが、ポーズをとっている
印象的な写真が飛び込んできました。


1月にパリで発表された「コムデギャルソン・ジュンヤワタナベ マン」の
ブランドの新作ショーでした。

私はとても違和感を感じたのですが、これは年齢を重ねた味わいや
渋さをあえてイメージする、ファッションのダイバーシティ(多様性)
を表現するものだったり、高年齢層を含めたどの年代でも、
こういう服が着れちゃう、似合うという、今までと
視点を変えたファッションのプロモーションでした。

私は、30代ですがこの年代って、なかなか着る服が難しいと思っていて、
こういうショーって面白いと思います。

また、元気でおしゃれなシニアは明らかに増えてきているので、
どんな年代でもおしゃれができる、おしゃれをできる年齢層が
広がってきているという面白い取り組みだと思いました。

今後もこういうショーは増えていきそうですね。
最も女子のほうはもっと進んでいそうな気がしますが。

2019年6月6日木曜日

知恵の輝きは社会的な「パスポート」

脳が変わる生き方/茂木健一郎 から



何歳なっても学ぶ、覚える力をつけていきたい!

脳科学者の茂木健一郎さんの本を読むと30の半ばを折り返した自分でも、
まだまだ新しいことを記憶・記銘して新しいことにチャレンジしていきたいと
思います。

ここで、脳に楽しさを感じたときに分泌されるドーパミンが、
勉強に効果があることが分かりました。ドーパミンは快楽物質と
呼ばれていますが、ドーパミンが出る直前に行っていたことに
強化されるというメカニズムがあるそうです。

それも、難しいことを負荷をかけて行うことで、そして達成させることで
効果があるそうです。

自分が思うには、ゲーム的に少し関心や興味の薄いことをタイムリミットを
決めて行えば良いのかなと思ったりしました。
例えば、新聞のあまり関心のない記事について、5分で要約してみるなど。

このブログを書くこともまとめるのにタイムリミットという負荷をかけるのも
面白いかもしれません。毎日数百文字でもブログが更新出来たら良いなと
思います。


#茂木健一郎 #脳を鍛える #ドーパミン #記憶

2019年6月2日日曜日

LGBTをベースに差別と融和を考える。勝間和代さん、増原裕子さんのインタビューから

日経ビジネスアソシエは昨年で、休刊となってしまいました。
ブログを書く、本を読むとは、過去・現在・未来を知ること、
知を深めていくことだと思っています。

日経ビジネスアソシエ2018-9号のカミングアウトをした
勝間和代さん(公式ツイッター) とパートナーで社会起業家の
増原裕子さん(ウィキペディア)のインタビュー記事を読んで、
技術進歩・イノベーションを深めるだけでなく、
人間の多様性を理解していくことの大切さや深さを学びました。




マイノリティーが異質な時代から、ダイバーシティの時代へ

きっと勝間さんが、このLGBT(同性愛者、両性を愛する人、
生まれ持った性と違う性をのぞむことなど)を表明することは
社会的に名が知れて影響力のある方ゆえに、とても勇気が
いったと思います。

今までの日本人の生き方は、協調を中心にして同じ組織や社会の
考え・倫理に自分を照らし合わせ、人と同じ社会が構築されてきました。
それは、バブル期や団塊世代が経済を支えてきた時までは、
有効に作用してきたと思います。

しかし、現在はセクハラ・パワハラ・過労の問題が働き方改革を
動かし始めるなど、世の中は変わってきています。
このLGBTも含めて、個人が持つ多様性や個性が理解されて
その能力が発揮されることが社会に有用で、今後の日本は
マイノリティー(少数派)の方々が、理解され、周知されていくことで
世の中は真の意味で進化しようとしている気がします。

マイノリティーとは、特殊なものではないと思います。
誰しも、人には言えないような、個性や嗜好・思想・障害・病気など
持っているはずです。

そう考えると、LGBTのような勇気をもって表明したようなことも
決して異質なものではありません。
人口が減少しつつ、外国人が多く入国する時代は、
お互いの個性を分かち合うときだと思います。



見えづらいことへの理解、支援・理解を表明することの大切さ

例えば、身体障がいであっても内部疾患で人から分かりにくい、気づきにくい
ケース、精神障がいの場合なども理解がされにくいのが現状だと思います。

しかし、勝間さんは理解への表明は小難しく考えなくていいと話されています。
簡単な気づきから、徐々に広がっていくことが望ましいと思います。
少しでも小さくても、障壁を抱えている人にとっては
支援・理解をしてくれる人が増えることは希望に繫がると思います。

10年前に常識とされていたことが、通用しなくなるほど社会の流れが
早くなりました。
同時に社会の流れも速まってきていると思います。

人口減少社会で技術が進歩した未来は、むしろ人と違うことが、
武器になったり、個性や得意を発揮することが自分や社会の利益に
繋がりそうな気がします。

人を理解することは、自分の可能性にも気づくきっかけになるような気がします。




#マイノリティー #LGBT #勝間和代 #差別 #理解 #融和

2019年5月31日金曜日

川崎市の殺傷事件に思うこと

多数の襲撃、当初から念頭か=児童と同じ道で現場へ-川崎事件(時事通信)


令和初月に起きた悲しい惨事


ここは、読書日記ですし、私は普段は時事ネタに反応したり、
書いたりはあまりしないのですが、今回は平和を願った令和元年の初月に
あまりにも痛ましい事件が起きてしまったので、私なりに思ったことを
書きます。

まずは、今回の事件でお亡くなりになった犠牲者のご冥福と計り知れない
多くの体と心の傷を負った多くの皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。
残念で、本当に何とも言いようがないです。

災害や事故でもそうですが、今回の事件に何らかの形でも触れた方々は
一生心の傷と向き合って生きていかなくてはなりません。
それを思うと心が痛みます。


全ては心のケアをすることと、ケアする人を育てることが世の中を変える


犯罪を犯した人の立場について考えていきます。私は擁護したい立場は一切ありませんが
犯人は何らかのフラストレーション、自分で抱えきれないものを持っていたと想像しますが、その中でねじ曲がった感情が今回の事件を引き起こしたのではないでしょうか…。

現在は、ひきこもりに留まらず、自分の悩みや悲しみ、あるいは憎しみを
どのようにしたら良いか、悩むというか悩んでいることにすら気づけない人も
多いと思います。

そのような人が増えているのは間違いないと思います。
そして、そのような人の稀な人がこのような残酷な反社会的行動に走ることがある
のだと思います。

その通り、遺族や被害者・家族・関係者には心のケアが必要です。

この心のケアですが、人間はいつ、どこでどんなことに巻き込まれ、どんな悩みに
苦しむか分かりません。


そのことから、私は子供の学校教育の段階から心のケアや傾聴・セルフケアを
必須に学ぶ必要があると思います。
悩んだら人を頼っていいこと、語る勇気、弱さを見せる勇気を学んで大人になっていく
ことで、こういうことが減らせるのではないかと私は思っています。

誰もが、傾聴もできる、誰かの支援者であれば、厳しい時代に対応していけるのでは
ないでしょうか。

いじめ・パワハラ・家庭不和などなど、社会は悩みにあふれています。

常に誰もが支える側、支えられる側になって共に分かち合う社会になることを
願っています。

2019年5月28日火曜日

ブログサークル

ブロガー同士の交流に特化したSNS、ブログサークルというサイトがあります。

https://blogcircle.jp/

私も複数のブログを運営しており(ド素人で自己満足レベル)ですが、
最近、このサークルに参加させていただいております。

私のブログはタイトル通り、読書日記なのですが、読書には、他者のブログを
読むことも含んでいます。
このブログサークルに参加してから、自分の興味以外のいろいろなブログを読んで
たいへん勉強になっています。

やっぱり、自分が今まで見ていなかった世界や価値観に触れることって楽しい
ものです。
もちろん、自分が記事を書く上での参考にもなりますが、一人一人の表現の
仕方が面白いと思います。

ユーチューバーもそうですが、容易に自分の好きを表現できるようになった
のは豊かな社会だなと思いました。
今では、数多くのブログをチェックするのも私の読書です(^^♪




ほかに私は、

にほんブログ村 https://blogmura.com/

人気ブログランキング https://blog.with2.net/

にも参加しています。

今後もブログを読んでの雑感や感想も書いていきたいと思います!

2019年5月24日金曜日

セブンイレブン 人を動かす

セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事 (勝見明著)

について読んでいます。





現在、話題になっている24時間営業の見直し

 コンビニ最大手だけでなく、24時間営業の小売店の元祖となっているセブンイレブンですが、最近はオーナーからの切実な訴えにより、24時間営業の見直しに乗り出しました。顧客には積極的に向き合ってきたチェーンですが、人手不足や人口減少社会、そして働き方改革はこれからが本領発揮だと思います。

 コンビニ業界だけでなく、小売り最大手だからこそ、この24時間営業の見直しに、顧客満足度を維持したまま、お店・オーナーも会社側も満足いく結果を出せれば、社会を大きく動かしていく気がします。

人を動かせば、お店も変わり売り上げも伸びる

 ここからは、上記の本を読んで学んだことです。セブンイレブンにはお店のオーナーやスタッフに対し、会社側からのお店の経営相談や指導に回るOFCという職種があるそうです。OFCにはお店側に対して命令権がないそうです。

 お店のオーナーは内向きでお店を動かしていると現場にしか目が向かないことが多々ありますが、OFCはお店を外側から客観的にみて、「こうすればもっと売り上げが上がる」「この商品を入れ替えれば、もっとお客様のニーズに応えられる」などの助言をします。

 しかし、長年お店を経営していたオーナーは、自負もありかつての成功体験にも縛られていることもあることから、OFCの伝え方の工夫が大事になります。例えば、他のお店を見てもらって、改善点を知ってもらい、経営改善につなげてもらうことなどがあります。

 コンビニとは進化し続ける業態でもあり、人のニーズやお店周辺の環境や客層も変わるので、このOFCとオーナーが知恵を好感しながら成長していくシステムはどんな企業にも魅力的だと思いました。もしかしたら、行政システムにも必要かもしれません。


オンラインでなく顔を合わせたコミュニケーション
 

 この本の発刊当時の鈴木敏文会長(セブンイレブンジャパン)のお話ですが、全国の1000人以上のOFCを毎週1回本社に集めてミーティングを開いているとのことでした。その狙いに感心しました。
 
 例として、これを学校に例えれば、教科書を読むだけ、通信教育だけならこのような会議はいらず、思いを伝える共有するために、学校のように集って、情報や知恵だけでなく、顔を合わせるからこそ伝わる重要性がありました。

 週1回人を集めるためには、相当な予算もかかっているようですが、それ以上に情報と思いを共有することの大切さが、全国のお店へ末端まで思いを共有させていくことに繫がることが分かります。



あらためて感じたこと


 少し視点を変えてですが、セブンイレブンの会社側はもちろん、オーナーのたいへんさが理解できたことと、同時にやりがいのあるお仕事だと感じました。全国・海外に展開するお店でありながら、その地域の特徴にもしっかり柔軟に対応できることは素晴らしいと思います。

 このような、特定の企業にスポットを当てた本を読むと、自分の知らない世界に触れることができ、刺激になります。潜在的なお客さんのニーズを開拓するマーケティングも人を動かすことなんだなと感じました。



 
#セブンイレブン #24時間営業 #人を動かす

2019年5月23日木曜日

自分の好きを仕事に…  本田晃一さんのブログから

2019.5.22 本田晃一さんブログから
お金が欲しいけど働きたくない私に何かアドバイスを



本田晃一さんのブログを読んで雑感…
働き方改革元年の令和元年ですが、いろいろな生き方があっていいんだと思います。
いろいろな生き方とは、今までの常識と離れていたり、正反対だったりします。

今回のブログを読んでちょっとした悟りを得ました!
自分の好きを仕事にしていくと、お金もついてくるということが
あるということです。
例え、お金でなくても真の豊かさを実感できることができるのではないかと
思いました。
私は、書くこと、読むことを「好き」「ライフワーク」にしているので、
呼んだこと、書いたことでブログのアクセスだったり反応だったり、
リアクションを確認すると楽しく感じます。
また、嬉しいし感謝です。

そのようなことを続けていくと、より豊かになるのではないかなと。
どんな名実業家やスポーツ選手も自分が楽しいこと、やりたいことを
やっている人をやっていると豊かに見えます。
それは、気のせいのようで気のせいではないと思います。
自分もブログを続けることで書く楽しさから、いろいろなものを得ていきます!!


2019年5月16日木曜日

アパホテル・元谷芙美子社長の人を動かす

参考リンク プレジデントオンラインより
アパ社長が"勉強するな"と息子を叱るワケ 難関大学に行っても、大成はしない

人を大事にするために、エリートを叱る、育てる



アパホテルの元谷社長といえば、派手な女性社長というのが私のイメージです。
アパホテルは、グレードもそこそこ良く、人気の全国展開するホテルです。
ホテル産業の成長は接客にありと私は考えています。
接客のできる企業は人が育っているのだと考えますが、プレジデントの
記事から、元谷社長のアパホテルの人の育て方、人を動かす力を
学んでみました。


それは、あいさつなどの基本をベースに、エリート社員に対する教育にありました。
現場の第一線でお客様と顔を向き合わせる社員は頑張っており、その社員の模範に
なるようにエリート社員を育てていることが分かりました。
また、叱ることも愛情をもって息子のように育てるという意識が素晴らしいと
感じました。


もちろん、私は経営者ではありませんが、社員、部下が息子であると思えば
成長させるために厳しく叱るが、育てるためにちゃんとフォローもする、
そして褒めることも徹底していくことが求められます。
そのような親みたいな社長が元谷社長でした。
部下や社員を仕事上のメンバーと思っているか、家族と思っているかで接し方も
想いもまるっきり代わると思います。
そんな社長から叱られたら、伝える人に伝わってほしい事実がしっかり届くはずです。



子どもの心を動かす


元谷社長は、自らの子供たちにも仕事から帰ってきた自分たちを夜遅くまで
待たせて出迎えさせるなど、ホテル学の基礎だけでなく、人を大事にする
ことをしっかり教えてきました。
過保護にせず、お金の面でも厳しく、しかし勉強はするなとも教えてきました。
結果として、理論理屈的な頭の良さを求めたのではなく、自分で考えて、
自分で切り開くことを学んだのでした。
いわば、元谷社長の教育はアパホテルも家庭も同じなのかもしれません。
勉強以上に器量が大事だということが頷けます。




2019年5月13日月曜日

セブンイレブン 商品を産み出す力

前回記事からの続きです。↓

セブンイレブン 接客力



セブンイレブンの商品を産み出す力


この本は2005年の出版の古い本なのですが、コンビニのお店がステージであれば
舞台裏や舞台を作り上げる人たちのことが、よく分かります。



MD(マーチャンダイジング)というビジネスでの業界用語を、私は今まで
知りませんでしたが、この本の中から、セブンイレブンがお店で販売する
商品を小売業者などとチームを組んで、共同で開発するチームMDというものを
知ることができました。

特にもガリガリ君などで有名な赤城乳業とタックを組み、これまでアイスクリーム
業界が下火になりがちで、安価なオーソドックスな商品ばかり作りがちだった現状を
セブンイレブンと赤城乳業がタックを組み、チームMDを発揮し、やや高級で
原料も値段も良くて、美味しいアイスクリームを作り出し、販売量を増やし
利益を上げていった話には、目を惹かれました。

当初、セブンイレブンの原料と美味しさにこだわったアイスクリームは、
赤城乳業にとって、これまでの製造ラインと全く異なるため、
かなり製造が難しかったそうですが、セブンイレブンのMDのお客様の立場で
美味しいものを提供したいという、思いがチームを動かし、
製造に漕ぎつけたことはとても興味深いものでした。

新たなイノベーション、特にもお客様に今までにない感覚のものを提供するには、
手間を惜しまず、異なった立場の人たちがチームを組んでお互いの良い所を
引き出しながらアイディアを形にすることが大事だと思いました。


セブンイレブンの強さをここで深め、明日お店に立ち寄るのが楽しみになりました!

セブンイレブン公式サイト https://www.sej.co.jp/
赤城乳業商品参考リンク https://togetter.com/li/1352880

2019年5月10日金曜日

運のいい人は他人をほめるー運が良くなる方程式(植西聰)




今回は、図書館で借りた、私が好きな著者の一人である植西聰さんの
「運の良くなる方程式」の第2章「運のいい人は他人をほめる」を読んでのまとめです。
私が、今回のブログでこのほめることのパワーを取り上げたのは、
自分自身が仕事で実感しているからでもあります。


他人をほめるということは、ほめられた人には自信になったり、嬉しくなったり、
自分を認められた思うことができます。
そうなると、テンションやモチベーションはあがります。
ほめた人は、ほめたことで他人に喜ばれるので、気分が良くなります。
斎藤一人さんは「人は、人に喜ばれると嬉しいという性質を持って生まれてきた
と言っていますが、まさにその通りで、ここにほめた人、ほめられた人双方に
プラスのスパイラルが発生するんです!!


そして、ほめ方にはそのパワーをより発揮できるコツがあります。
それは、
①下心なく、素直にほめる。
②なるべくすぐほめる。→かつて松下幸之助さんも社員をそのようにほめていた
③どこが良いのか具体的にほめる。
④人前でほめる。
⑤くりかえしほめる。
大まかに、このようなほめ方がありました。

植西さんは、他人をほめることは徳を積むことだと書かれています。
そして、その徳は宇宙銀行に積まれるという表現を使用していますが、
徳とは目に見えない計り知れないプラスのパワーであり、
宇宙銀行というのは分かりやすい表現です。
高い利息をつけて銀行に徳を積むことができるようですが、
その秘訣は、周りの力を借りて、ほめられた相手がよりほめられた実感を
強く植え付けるところにあります。
人をほめることってすごく豊かなんだなと思いました。
今の日本にはこれが足りない気がします。


ブロトピ:ブログ更新しました