読書日記 今こそ読書をしよう!: 脳が変われば性格も変わる、脳は宇宙のようなもの

2019年6月8日土曜日

脳が変われば性格も変わる、脳は宇宙のようなもの





茂木健一郎さんの、この「脳が変わる生き方」はわりと平易で分かりやすい
表現で書かれているはずですが、頭が悪い私は、本に出てくる言葉を
調べながら読んでいます。

脳科学の世界って、私は仕事で東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授の
研究に関することに関わっているのですが、とても深くて解明されていない
事が多く、しかも可能性に溢れていて、まるで宇宙の世界です。

その宇宙も果てがないことは分かっていても概念はあいまいな感じもします。
茂木さんの本を読んでいると、脳を研究する熱意とワクワク感が
存分に伝わってきます。

感動が脳を変える、脳が変われば生き方も変わる



感動をするっていうことは、素晴らしいことだとは分かっているつもりでしたが
この本を読むと、脳が変わっていくことが強く伝わってきます。
感動は劇薬といわれるほどの作用があり、脳内の分泌が多く作用するそうです。

感動したときに、それをどれだけフィードバックできるかが、
脳の感動効果を大きくしていくようです。
感動したときの涙は副産物なようで、その時に脳が反応していることが
分かりました。

私も、テレビ番組や人との関りで感動させられることは多くあります。
その時に、それをどう自分なりに受け止めて、どう反応していく、
得たものを還元していくかが豊かな生き方、人生に変わると
強く感じることができました。



人との関りが、人を変える



人間は、親の教育から受けた影響でも性格は決まっているそうですが、
それは20%ほどということです。
後の80%は人との関りで形成されているとのことです。
ということは、この後の人の関りで、自分を変えることができます。

いろいろな人と接し、体験し(本を読むことも)影響を受けることで
自分が変わっていく(形成されていく)そうです。

それを思えば、人生は何歳になっても可能性に溢れています。
むしろ、この本でそれを読まなければ、そのことも知ることが
できませんでした。

自分にとって、苦手な人も後になっては、あの人がいたからということも
ある訳で出会いって大事ですね!




#茂木健一郎 #脳科学 #自分を変える

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