アパ社長が"勉強するな"と息子を叱るワケ 難関大学に行っても、大成はしない
人を大事にするために、エリートを叱る、育てる
アパホテルの元谷社長といえば、派手な女性社長というのが私のイメージです。
アパホテルは、グレードもそこそこ良く、人気の全国展開するホテルです。
ホテル産業の成長は接客にありと私は考えています。
接客のできる企業は人が育っているのだと考えますが、プレジデントの
記事から、元谷社長のアパホテルの人の育て方、人を動かす力を
学んでみました。
それは、あいさつなどの基本をベースに、エリート社員に対する教育にありました。
現場の第一線でお客様と顔を向き合わせる社員は頑張っており、その社員の模範に
なるようにエリート社員を育てていることが分かりました。
また、叱ることも愛情をもって息子のように育てるという意識が素晴らしいと
感じました。
もちろん、私は経営者ではありませんが、社員、部下が息子であると思えば
成長させるために厳しく叱るが、育てるためにちゃんとフォローもする、
そして褒めることも徹底していくことが求められます。
そのような親みたいな社長が元谷社長でした。
部下や社員を仕事上のメンバーと思っているか、家族と思っているかで接し方も
想いもまるっきり代わると思います。
そんな社長から叱られたら、伝える人に伝わってほしい事実がしっかり届くはずです。
子どもの心を動かす
元谷社長は、自らの子供たちにも仕事から帰ってきた自分たちを夜遅くまで
待たせて出迎えさせるなど、ホテル学の基礎だけでなく、人を大事にする
ことをしっかり教えてきました。
過保護にせず、お金の面でも厳しく、しかし勉強はするなとも教えてきました。
結果として、理論理屈的な頭の良さを求めたのではなく、自分で考えて、
自分で切り開くことを学んだのでした。
いわば、元谷社長の教育はアパホテルも家庭も同じなのかもしれません。
勉強以上に器量が大事だということが頷けます。
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