読書日記 今こそ読書をしよう!: 人生の「質」を上げる 孤独をたのしむ力 午堂登紀雄

2019年6月12日水曜日

人生の「質」を上げる 孤独をたのしむ力 午堂登紀雄


やっぱり孤独って悪いことじゃなかった!!

この本は2017年の発刊で、著者の午堂登紀雄さん(https://www.drivin-yourlife.net/
は、資産形成に関する本やコンサルティングもやっているようです。
午堂さんの本には初めて出合いました。

図書館で、この本を借りたのですが、なぜ手に取ったかというと、自分は孤独な
時間を持たないと疲れてしまうという『本性』を持っているからです。


同じように思っている方は、いないでしょうか!?
しかし、私はそのことに罪悪感や後ろめたさ、幼稚さがあるのではと
思っていました。

しかし、この本を開いてみると書いてあることは、そのネガティブな孤独力とは
逆で、自分の今が肯定できるような、何となく後押ししてくれるような
ことが書いてありました。

午堂さんは、著書の中で、
精神的に成熟すると、孤独を好むものです。(36ページ)
とまで書かれています。
孤独の時間は、自分の内面を省みる、内省の時間であり、人間は孤独な時間に
自分としっかり向き合い、心を再生し、起きた出来事を受け取ったり、
整理したりして、心が成熟して、深みのある人間になっていくということです。



心の強い人ほど、孤独を好むとも言われているそうで、
起きた出来事、周りの考え、自分の考えなどを分離して、
それを客観的に整理・分析して、次に活かすことはかなり大事ですね!

著書にも、
ひとりになること、つまり孤独には「自己回復機能」がある(33ページ)
と書かれています。

忙しい家庭のママさんだったり、残業の多い方、自営の方ほど、
そういう時間は必要だと思いました。



ストレス社会、うつ社会に求められているのは孤独力かもしれません。
いつも、友達や仲間といるだけでは得られないものがあるはずです。


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私が過去に書いた孤独に関する記事
孤独力

午堂登紀雄さんの話(youtube FM放送ラジオ番組ベストセラーズチャンネル から)


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