PHP 2016.7号
いいことも悪いことも、受け止める
歌手 May J.
May Jさんは本当に素晴らしい歌声の持ち主だと思います。
私は、他のアーティストの曲を歌うカバー曲が好きですが、
May Jさんの歌った中では、
May J. / Story(カヴァーAL『Heartful Song Covers』より)
が好きです。
その彼女がPHPの中で、どん底の中から悟った自分の在り方を
披瀝されていました。
たいへん共感でき、元気を頂いたので、少し書きたいと思います。
彼女は18歳で歌手デビューをしてから、正念場だったアルバムが売れないという
現実にひどく落ち込みます。さすがに暗い気持ちになったそうです。
全てを出し切った中で、次はどうしたらよいか分からなくなったとのことで、
自分もそんな気持ちになることが多々あるので、
少し気持ちを重ねながら感じました。
そんな時に彼女は、あのテレ朝の人気番組
THEカラオケ★バトルへの出演オファーを受け、快く出演します。
その決断に後ろめたさはなかったそうです。
その活かすことのできるチャンスに、自分の歌声で人の心に響かせようと
誓ったそうです。
結果は予想以上の大反響で、彼女はその時、どん底だからこそどんなチャンスも
逃すまいと臨み、どん底だったことが幸運だったと表現しています。
ピンチはチャンスという言葉は小さすぎるぐらいですが、どんな時も
チャンスはあるのだ、そんな時こそ、周りの小さな出来事を簡単に受け止めてはいけない
と思いました。
さらに、彼女の凄いところは、自分の専門のR&B以外の分野へ進出する勇気を
持ったけれど、ヒットにバッシングも受けました。
しかし、
どんな物事も「良いことばかりではない」しかし「悪いことばかりでもない」
どん底を歩んだからこそ、彼女はそう悟ることができたと表現しています。
そして、どんなに苦しくても今ある状況に一所懸命に向き合うことで、どんなことも
乗り越えて行けると信じていると。
私自身、苦しい時は、ただ悲観してしまうことが多くありました。そんな時こそ、
目の前の小さい出来事に自分のベストを尽くすことの大切さを想いました。
どんな状況にも本気であること。
その思いを忘れないようにしたいと思います。
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