読書日記 今こそ読書をしよう!: 産経新聞28.1.22正論を読んで

2016年2月1日月曜日

産経新聞28.1.22正論を読んで

ゴリラは「父親」がいるが、チンパンジーはいない…人間はどのようなサルなのか? 動物行動学研究家・竹内久美子

このブログを初めて、少しずつではあるけれどいろいろな文書を読むようになった。

自分の興味の域を越えていくことは、自分の視野を広めて行くことや、思考やキャパシティの

幅を広げていくことだと思っている。


さて、動物行動学研究科の竹内久美子さんは、申年生まれの還暦で年女とのこと。

猿を研究する年女ということで今回の正論に登場したと思われるが、

私たち人間の祖先は猿であり、その猿を研究することで人間の行動や進化を知ろうと考えたのが

竹内さんの考え方だそうだ。


竹内さんは、人間、ゴリラ、チンパンジーの3種の夫婦関係!?を対比して新聞で説いて

下さった。実に興味深かった。人間だったら、夫婦以外の交際等は浮気とされ不浄なもの

と見なされ咎められ、関係が崩壊してしまうこともあるようだが、ゴリラやチンパンジーには

そんなものはないらしい。チンパンジーに関しては、カップル&親子的なグループが存在し

群れて生活し、母親が誰か分かっても父親は誰か分からない場合があるといいう。

これは人間だったら、かなり問題だが、そこが脳の発達の差と社会規範があるかどうかの

差が表れているのだと思う。


最近は、人間のライフスタイルも夫婦別姓に囚われず熟年離婚から家庭内別居など

多様化してきている。この猿の話ではないが人間の世界もなんとなく分からない

グレーゾーンも拡大してきているのは間違いないと思う。


ただし、猿には社会規範などはなくても、人間以上に純粋さがあることは、長い年月を

経ても普遍的であろうと思う。

人間はどんどん進化・成長していくと思うが、純粋さは猿に見習うべきところが多い。

人間の原点である猿に純粋さを習い、進化と成長にも曲がらぬものを持って進んでいきたい

と思う。

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