読書日記 今こそ読書をしよう!: 前進するために、一度立ち止まる(PHP2016.3月号)

2016年2月14日日曜日

前進するために、一度立ち止まる(PHP2016.3月号)

PHP2016.3月号
インタビュー「前進するために、一度立ち止まる」 石丸幹二

を読んでです。

石丸さんは子どもの時から劇団四季に所属し、ひたすら舞台に立ってきたそうです。

しかし、ひたむきに舞台に励んできた石丸さんも40を過ぎると、身体に不調も感じ始め

今の状況に限界を感じたとのこと。

そこで、

・出来なくなった現実に向き合ってみよう

・立ち止まるという選択肢もある

ということに気付いたそうです。

休む勇気が今までなかったとのこと、そのギアチェンジをしたことで、

今まで見れなかった世界が見られるようになった。

インタビューの冒頭に「夕日ってこんなにきれいだったんだ。」

とあるように舞台の世界しか見られず、もう仕事一筋だったのですね。

しかし、それも悪いことではないと思います。

青年には青年なりの生き方があり、壮年には壮年の生き方がある。

そこに気付けたことは素晴らしいことだと思います。

私の仕事にうちこんでうつを発症した生き方と重なりあう部分があり、

とても共感させていただきました。

後に、石丸さんはやっぱり舞台に戻りたいと再起するに留まらず

半沢直樹のドラマ出演に象徴するよう、年齢や体の変化に付き合いながら

自分の守備範囲を広げて行きました。

その点も自分と重なり合います。

私も病気する前は仕事一筋でしたが、病気後、無理をしないけれど

仕事にはベストを尽くしつつ、楽しめる趣味の幅を広げて行きました。

こうやってPHPを読むようになったこと、読書をするようになったのも

そうです。

そして、私も同じように自然や花の美しさに病気になって気付きました。

インタビューのタイトル通り、もしかしたら石丸さんの場合も私も

間違いのない前進をするために身体の変化を通して神様が教えてくれてのかも

しれません。

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