今の生きずらい世の中、コミュニケーションの難しい現代こそ、人を褒めるスキルって
大事ではないでしょうか。
人を褒めることは長所を拝み合うことのような、ポジティブなコミュニケーションだと思います。
今回は、図書館で巡り合った
あたりまえだけど、なかなかできない ほめ方のルール 谷口祥子著
を読んで分かったこと、感じたことを書いていきます。
さて、ドーパミンとは幸せ物質と言われますが、
人に褒められたとき、恋愛感情を持ったときなど、幸せな気持ちになったときに分泌される
物質です。
褒められることの良さは脳科学的にも証明できるのですね。
また、人は誰かから褒められると「好意返報性の法則」というのがあって、褒められてばかりいると
褒め返しをしたくなるそうです。
そう聴くと、自分もそんな経験がある気がします。
人を褒めることって難しいことですが、人から褒められるとぶっちゃけ嬉しいものです。
テンション上がりますよね。子どもなら、純粋になおさらですが大人になってもやっぱり嬉しい。
このテンションを上がることは、ドーパミンが分泌されると、やる気がおきるという作用も
働くのだそうです。
それを考えれば、人を育てることに何歳になっても褒めることの重要性に気付かされます。
褒めることって一方通行ではないのですね。
お互いが高められる素晴らしいことです。
著書にもありましたが、人を褒めるには観察力が大事だとあります。
常に相手にアンテナをはっていれば、相手の良さや頑張りに素早く気付けるようになる。
褒めることには勇気が入りますが、自分から褒めることを覚悟すれば周りに影響しあって
明るい組織になります。
手前味噌な話で恐縮ですが、私は認知症の高齢者の方にくもん学習療法
(詳しくはくもん学習療法センター)
という認知症の症状改善にポジティブに関わる仕事をしています。
簡単な読み書きや計算をやってもらい。100点をとってもらい、それに対して褒めるのですが
褒めることによって、脳が喜び、脳が活性化するのですが、相手の喜びに自分自身も知らず
嬉しくなりテンションが上がっているんです。
褒める時は、具体的にどこが良かったか、毎回工夫し、相手の機根をみて、相手の喜びそうな
表現を用いて褒めます。
その褒めようとする工夫は自分の心も豊かにしています。
褒めることって、組織において本当に大事なんだなと思います。
私は管理職ではないですが、それでも同僚を認めあうために褒めることを実践したいと
思います。いきなりダイレクトに褒めることは難しいので、まずは、相手からされて
嬉しかったことに素直に感謝の言葉を笑顔で伝えることかなと感じました。
さっそく今日からやってみよう(^^♪
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