松下幸之助パワーワード 強いリーダーをつくる114の金言/小宮一慶著
この本を読んでいると松下さんと小宮さんが一体に思えてきます。
1人の師に直接ではなく、書物でも仕えて、その言葉を自分の価値観に落とし込んで
実践していくことって大事ですね。
さて、松下さんの言葉にこんな言葉があります。
「泥棒や悪人がいなくて善人ばかりでは、芝居にもなりません」
世の中は悪い人もいるという前提で成り立っているということ。
悪い人やズルい人を変えることは出来ないし、制裁を加えることもできない(加える必要もない)。
しかし、許す必要はないのだけれども、「あぁ、そういう人もいるんだな。こういうこともあるんだな。」
と思っていくことで、その人たちとも共生していくことができ、自分へのダメージを小さくすることが
できる。
また、小宮さんのいうように、そういうひとは反面教師にして、近づく必要ないということは
私も同感です。距離を置くこともお互いに大事です。
今年は猿年で予想通り、株価はジャーナリストの予測した通り暴れる年でした。
同じく、凶悪な事件や事象も多く暴れる猿年でした(最近はおでんのつんつん事件もありましたが…)
こういう世の中だからこそ、自分を謙虚に見返りながら、周りに悪い意味では影響されないで
生きていくということはとても大事なことだと考えます。
来年以降はさらにそうかもしれません。
もしかしたら、松下さんは時代の先の先まで見通していたかもしれませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿