熊本地震、「マスコミ風評被害」との戦い方(東洋経済オンライン)
この記事を読んで、熊本の惨劇だけを伝えるマスコミのあり方に
ポジティブな動きをしている方がいて、心強く思えたことと、
東日本大震災の被災地に住む私にとってとても共感することができた。
私の今は、九州にボランティアにも旅行することも叶わないが、
募金の継続という形で支援している。
もちろん、悪気はないし、現地の深刻な状況を伝えるのがマスコミの役目で
あり、充分な役割を果たしているけれど、それが全てではない。
まるで九州全てが、危険で近寄りがたいところという印象を与えてしまって
いるのも事実。これはマスコミというフィルター越しに、私たちが情報を得ることの
危険性でもある。
上記の東洋経済オンラインの記事でもあるように、例えば由布院では、もう余震も
ほぼ無くて、インフラも復旧し旅館や観光地も平時を取り戻している。
それをFacebookで紹介し、九州でも平時になっているところも多くあることを
発信している人がいる。
湯布院ファイト!!被災後、旅館の営業再開情報
東日本大震災の時もそうでした。
正確な情報がなかなか中央に届かない。私の住む自治体も、犠牲者を数百名も出しましたが
直接被災していない私たちは、4月頭には平時を取り戻していました。
あの時、東北全てが危険、放射能に汚染されていると誰もが思ったでしょう。
今の福島も安全域が拡大していてもマスコミを通し、危険と思う人もいるでしょう。
実際はそうではありません。
私の体験で思うのですが、募金も続けた方が良いとは思いますが、企業や産業が
被災から復旧へ向かいだしたら、その商品や産品を買うことが復興に直結すると
思います。
オリジナルラベル工房のぐち酒屋
熊本県益城町で被災を受けた酒屋さんのブログです。みなさんで復活したら応援しませんか!!
現地の復旧状況に合わせて、自分のチカラで知り応援する方法があります。
マスコミの情報が全てではないことも知っていかないとなと、改めて思いました。
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