読書日記 今こそ読書をしよう!: 感動の条件 永松茂久②

2017年3月26日日曜日

感動の条件 永松茂久②

感動の条件 あなたの一生を1時間で変える本 誰かのために生きるということ 永松茂久著

実に深い本だと思います。

感動はするより感動させることの幸福感が素晴らしいこと、よく分からせていただきました。

自分もうっすらは、福祉のサービス業であることから、感動を生み出す仕事に知恵を

絞ってきましたが、その強化書!である本だと思います。

永松さんは著書の中で「for you」という言葉をたくさん用いていました。

自分以外の誰かのために、起こす行動や目標が相手だけでなく自分を輝かせていくこと。

もちろん、自分を大事にすることも忘れてはいけないと思います。


この本で、九州に知覧という場所があることを知りました。

ちなみに私は右でも左でもないので(笑)当時の戦争のことなどは分かりませんが

知覧というところには特攻隊で戦に出た方の両親らにあてた遺書が残されている

場所だそうです。そこにいくことで、誰かのために自分は死んでしまうかもしれないが

親への感謝とみんなのために命を捧げることが書かれているそうです。

永松さんはそこで、誰かのためにの究極と触れるためにそこをよく訪れていたようです。

戦争は悪いことだし、今後も絶対起こしてはならないことです。

しかし、あの時、生きたくても生きれなかった命がたくさんあった。

そこには誰かのためにという思いがあり、その魂は今も残っているのではと

感じます。

私は東日本大震災の被災地に住み、身も周りにたくさんの方々を失いました。

やはり、そこにも生きたかった思いがたくさんあると思いしますし、

震災後は、その方々の分までという「for you」の想いは私のありました。

それについて指南してくれたのが永松さんの本でした。


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