ニトリ会長の似鳥昭雄氏が日経新聞に連載した「私の履歴書」についての
裏話がプレジデント2015.6号に載っていたので読みました。
私はこの連載を読んでいなかったことから、後で読んでみたいです。
最近はニトリが渋谷に出店するなどかつての郊外で栄えた出店スタイルから
進化してきています。
似鳥会長は、現在の会社の規模を築くプロセスでも、自分が非力であったため、
人が力を貸してくれるなどの運が良かったことを強く発しています。
その強運も挑戦し続けることにあったこと、松下幸之助のように
自分に学が足りないと感じていたため、多くの人を頼ってきたことが
成功の鍵というのが伝わってきます。
人のチカラを借りること、謙虚に学ぶことは成功のキーワードと感じます。
リーマンショックなどに耐えたのも現場を観察し続けることで、景気の行き過ぎを
素早くキャッチするなど、それに留まらず景気が停滞した時にどう動くか、
その後に会社をどう発展させるかまで考えていたことは素晴らしいの一言に尽きます。
似鳥会長は経営者として朝令暮改な部分もあり、方針をいきなり変えたりすることも
あるとのこと。それは経営を傾けないための早めの軌道修正であり、それを社員が
すぐに対応できるよう、会長の信念を理解していることは組織としても強いと
思いました。
先を見抜く力とは、何かが起きた時、そこからさらにどう展開させていくかまで
考えることの大切さを学びました。
きっとそこに「お値段以上ニトリ」の経営力があるのでしょう。
自分の人生をどう生きるかにもあてはまりますね。
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