PHP 2017.4号からです。
4月号のテーマは感じのいい人、好かれる人です。
新年度が始まり、自分も含めて新しい職場環境になり、上手くなじめなかったり、
苦戦している人はいないでしょうか!?
永島広子さんは精神科医で対人関係療法の日本での第一人者とのこと。
感じのいい人の条件に永島さんは2つ挙げています。
①相手の心の領域に踏み込まない
②無条件に相手を認める
以上の2点です。
相手の話をよく聞いていれば、このことは触れないでおこうとか、
知らないふりをしようとか、それも思いやりじゃないかなって思います。
自分の心の領域に他人から踏み込まれるのは嫌だけれど、
相手も同じ感覚で嫌だとは限らない、相手の価値観を知ることは、
相手を傷つけない関わり方を知ることが出来ます。
無条件に相手を認めることも、あぁ!これは大事だなと思いました。
他人を自分の色眼鏡で評価して、自分より頑張っていないとか勝手に決めて
しまうことってあるかもしれません。
しかし、相手は自分なりのベストを出しているかもしれない。
目に見えないハンディを持っていたり、トラウマが有ったり、
年齢的や体力的制限があったり、何をもっているか分かりません。
どのような相手にも笑顔を見せることは、相手を承認すること、認めることと
永島さんの話から気付かされました。
5月に入って、仕事で新人さんや配置換えなどした人は心の疲れも出てくる頃かと
思います。
そのような方々は、話を聴いてくれることを求めている人もたくさんいます。
その方々に対し、話を聴くときは、自分の主観を置いといて聴くことに専念することを
永島さんは強調しています。
人間ってアドバイスがほしいのではなく、ただ共感してほしい、それが大きかったり
しますよね~
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