読書日記 今こそ読書をしよう!: 2020

2020年11月18日水曜日

障がい者と世界観

 読者から思った漠然としたこと 障がい者と世界観


しばらく、更新していませんでした。
特別読者がいるわけでもないので、特に滞っていても問題はないのですが、
今回は自由記載的な感じで書いていきたいと思います。

最近は、少し前までとても忙しかったので、読書もあまり進まず、
停滞期で集中力も欠けていたように感じます。




ぼくの命は言葉とともにある/福島智/致知出版社北方謙三



私が、この本を古本屋で手にした時、この2名の著者、対談者は

私から遠い存在で、どんな話が展開されたかとても気になり購入しました。


根っから小説を読まない私ですが、北方謙三さんの名前だけは知っていました。

福島智さんついては、全盲ろうの東大教授ということで、恥ずかしながら

初めて名前を知り、どのような価値観をお持ちの方か気になりました。


対談というものは、個人の価値観の投げかけをすること、

また共通認識や互いの違いを認め合うものだと思います。


まず、どちらも今ある姿は偶然にたどり着いたのではなく、

もがき悩み、または人との出会いや努力したことでのひらめきから

生まれたもんだと感じることができました。


ここでは、福島さんについて書かせていただくと、視力聴力は成人前に

失ってしまった中途な障がいですが、運命に苦しみながらも、

ひたすら可能性を追いかけてきて今があると感じます。


価値観とは世界観と表したほうがいいと思いますが、

何故、障がい者はハンディがあるとか、いまだに差別のことが

取り上げられることもありますが、

健常者と言われる人より世界観が豊かでしかも、その表現のしかたが

周りにもよく伝わるとういうことが明らかです。


それは、全力で言葉やしぐさ、動作に自分の思いを表すからとも

思いますし、自然に自分の世界観を作り上げ、周りと重ねることで、

社会に参加されているのだなとそう感じました。


ただ、世界観については、福島さんも北方さんもとても豊かで、

強いものを持っている!


例え、見えなくても聞こえなくても、世界観が通じ合えばお互いが

理解できることを感じ取りました。

自分はどう生きてきたか、どう生きていくのか、今一度問い直してみたいと思います。 

2020年10月4日日曜日

斎藤一人さんの運命は変えられる!感謝はコロナを越えられる!

 運命を変えるのは感謝



久々の投稿です。30代後半の今、仕事のストレスと今後これでいいのだろうかと

悩んでいる私です。


こういう時こそ、本を読まなないと、考えや気持ちの切り替えって本から!

とても大事です。


本棚から、気になったので斎藤一人さんの本でした。

『運命は変えられる』



運命を変えるって誇大広告と昔は思っていました。

しかし、起きるはずのことが起きないだけで、

その後の未来が変わります。これは大きいでしょう!


ざっくりいいます、斎藤一人さんの運命を変える方法は

感謝をすることです。


何で、この感謝が出てきたかといえば、当たり前の感謝が

当たり前に出来ていないからです。


感謝できる人や対象に気づいていない。

これを素直に感謝して、しかも言葉に出していく。

最も良い言葉は『感謝してます』と伝えることだそうです。

ありがとうより効果があるとのこと。


私は、これは大事なことだと思いましたが、

はっとしたことがありました。

自分が感謝された時は、最高に嬉しいです!


だからこそ、感謝されたことにも感謝していく!

感謝する人、感謝される両サイドの人間になっていく 。

メンタルの薬は感謝、今日の読書で認識させていただきました。



感謝してます。

感謝してます。

ブログを読んでくれた貴方様に感謝してます。ありがとうございます。

2020年7月26日日曜日

書く力も鍛えないと衰える。

ブログのコンセプトからは外れたことを書かせていただきます。
日頃の疲れに任せて各種行動は、停滞がちです。

読書も満足にできていない現状です。

身体は鍛えないと、筋力が衰えますが、書く力も同様と考え、
テーマを決めず記事を書いていきます。

今私たちは、未曽有の震災から、未曽有のコロナ禍という時代を生きています。
9年前の震災で被害を受けた東北の海側に住んでいるので、
未曽有の震災ですが、未曽有のコロナは出口が見えない。

withコロナという言葉も生まれています。
国や自治体はそれぞれ、いろいろな対処を実施し、今を乗り切ろうと
必死です。

それも正解がありませんので、良かれと思って行ったことも
批判されたりすることもに日常茶飯事いや、このコロナストレスで
批判や人にあたるエネルギーも強まっているでしょう。

それでは、ビジネスであろうと何であろうと、政府や行政を批判したところで
何か生まれることがあるでしょうか。
自分に毒が戻ってくる以外、何もないでしょう。

このコロナ禍、業績を上げている企業もあります。
それが、コロナ禍にどう生きるか見出した答えの差なんだと思います。

私は、八百屋だから魚は売りません。
だから、コロナで野菜が売れない、生活を保障してほしい。
野菜が売れるまで何もしない。
これは、一例で本末転倒でしょう。


きっと、どんな業種であれ、コロナ禍で早々にマスクや消毒液、
あるいはテイクアウトに取り組んだ事業所は、早く軌道修正できたでしょう。


ピンチはチャンスとはこのことで、型にはまらず、今までの既成概念に
とらわれずに取り組んだところは成功した例も少なくないはずです。

非常事態には人のニーズが変わります。
真似でもいいから、新しいことに費用をかけずに取り組んでみれば、
成果はあがるはず。

100アイディアが浮かんだら、10からでも実行してみる。
難しい世の中だから、失敗は当たり前。
失敗から学び新しい、ビジネスモデル立ち上げる。

今こそ想像力です。
まずは真似から。真似は学び。真似をアレンジすれば文化が生まれる。

2020年7月5日日曜日

『死ぬこと以外かすり傷』箕輪厚介氏から学ぶ生き方

私は本を読み続ける人であり、文章を書いて発信をして
呼吸のようにブログを書きたいと思っていました。
どうも、最近は疲れ気味で、読むというインプットの方を
どうにかこなすだけでした。

そんな時、ちょっと前まで書店のおすすめコーナーに並んでいた
箕輪厚介氏の『死ぬこと以外かすり傷』(幻冬舎)が
図書館で目に入ってきました。





『死ぬこと以外かすり傷』 ❘著❘ 箕輪 厚介 ずっと読みたいと思っていた本です。 幻冬舎編集者の箕輪厚介さんのInstagramやTwitterもフォローさせていただいていますが、独特な世界観を持った感性と熱量を持ち合わせているとても魅力のある方だなと拝見していました。 本を読ませていただき、その原点が幼少期の頃のものだと知りました。 普通に生活をして過ごすということや、あらゆる常識というものを常に打ち破って、自らの行動でリスクを追いながらも危ない方(わくわくする方)へ突き進んでいく。 でもそれは、箕輪さんの理想としていることであって、楽しんでいるようにも思える。 何かトラブルがあった時こそ、面白がれる… そこからどう這い上がろうか… そう思えること自体、前向きと言う言葉を越えて、とてつもない生命力だなと感じました。 逆境を乗り越え成功し 例え失敗したとしても、その経験が自信となる。 そして、現状に満足せず進化(成長)し続けている。 凄い方だなと思いました。 とにかく、「行動」!! だと、箕輪さんはおっしゃっています。 死ぬこと以外かすり傷 この奇抜な本の題名の意味が、何となくわかった気がします。 とにかく行動する! 今年の目標にも書きましたが、箕輪さんの本を読んで、益々行動することの大切さを学びました。 それと、 失敗を恐れない! この2つは、今年の最大のテーマです🌺fun #死ぬこと以外かすり傷 #箕輪厚介 #幻冬舎編集者 #読みたかった本 #独特の世界観 #常識やぶり #リスクを追う #トラブル #楽しんでいる #逆境を乗り越える #成功する #経験が自信になる #とにかく行動 #失敗を恐れない #ベストセラー #チャンス #自由 #一度きりの人生 #自分らしく #発信する #学ぶ本棚 #感謝#言霊#笑顔#成長#fun
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本のキャッチコピーとインパクトあるブックカバーから、
いつか読んでみたいと思っていたので手に取りました。


箕輪厚介さんと出版・編集者の世界


誠に申し訳ないのですが、箕輪厚介氏とはどんな人で何をする人か!?
どんな流れの本なのか全く分からず、ある意味先入観なしに読みました。


箕輪厚介氏は、出版界の編集者で、現在まで自分がこうありたい、
このように本をプロデュースしたい、表現したいということを
常に心に燃やしながら、完成度の高い本を出版するために
命をかけてきたということがこの本から分かります。

自分の中での、正直な心を大事にしてきたからこそ、
時に周りと乖離しながらも、仕事を続けてきたようにも見えますが、
自分で自分のミッションを作り・育て・完成させてきたのだのと
いうことがよく分かります。

いや、完成というのはないのでしょう。
ホリエモン(堀江貴文氏)の「他動力」や箕輪さんの所属する幻冬舎が、
どのような素晴らしい本を出してきたのか、この本を読んで初めて知ることばかりで
目から鱗でした。

特にホリエモンのような、本を書きたがらない人をその気にさせて、
共に斬新的な本を作り出したのは、名編集者とはこのことかと
気づきを得ました。


箕輪厚介さんの精神論


本を読み進めていく中で、本の中身が熱くなり燃えていくような感じがしました。
この本を傍から読んでいると、箕輪厚介という人間は荒々しいとうイメージが
膨らみつつもあったのですが、

とても心惹かれるフレーズがありました。


水と油のようにどんなにかき混ぜても混ざり合わない異物を世に出して
「いろんな生き方」があるんだな、と思ってもらえればそれでいい。(P159)

生き方や人生に正解はない。自分をさらけ出して、個体として生きよう。(P159)

努力は夢中には勝てない(p160)

このフレーズが出てきたのは、本の後半でしたが、
もっと自由に生きようぜという箕輪さんの呼びかけと、
人生は常に通過地点だというメッセージを感じ取りました。


今、コロナ禍でとても難しい世の中ですが、
嘆いている暇があれば、今までの常識にとらわれず、
成功や達成から逆算して、どんなことが自分にできるのか、
考えることが今、必要なんじゃないかとそう思いました。


現在の箕輪さん

このブログ記事を書いた時点で箕輪厚介さんのtwitterはここで止まっています。





ざっくり調べたところによると、セクハラなどの問題でいろいろあったようです。
それでも、人生は何度でもやり直せる、100が0になり-100になっても
また100になることもあると考えれば、これもまた箕輪さんにとって
通過点なのでしょう。

そして、きっとその通過点から学び、また新たな展開が生まれることを期待しています。

#箕輪厚介 #幻冬舎 #死ぬこと以外かすり傷

2020年5月31日日曜日

朝の時間を上手く活用し、脳を元気に活性化させる!

久々の投稿です。
筋肉と同じで、文章も書かなければ書けなくなっていくと感じています。
文章力に限らず、一生鍛えていなかなければと感じています。




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脳を最高に活かせる人の朝時間 [ 茂木健一郎 ]
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さて、私が最近読んだのは、
脳科学者の茂木健一郎さんの

脳を最高に活かせる人の朝時間 頭も心もポジティブに


という本です。
今夜(5月31日)の日本テレビの夕方のバンキシャを見ていたら、
学校再開に不安を覚える学生の声が紹介されていました。

それは、在宅期間中の自宅生活に慣れてしまい、
「学校生活再開が不安」

また、就寝時間が午前6時という生活をしていたという声もありました。

さて、話を本題の本の話、脳の元気の話に戻していきます。


脳は朝が最も良いパフォーマンスを発揮する!朝型生活のすすめ

私が、朝起床するのは概ね午前6時前後です。
以前の仕事と比べると1時間以上早くなり、
前はぎりぎりに出社していました。
現在は、誰よりも早く出社し、朝の仕事の諸準備に取り掛かっています。

茂木さんのこの本では、人間の脳は睡眠時にのみ休養を取ることができ、
厳密にいえば睡眠時も若干の活動はあるそうですが、
起床後の朝は、最も脳が元気で、高いパフォーマンスの行動ができる条件が
整っているそうです。

早起きをすることは苦痛ですが、ようは早起きをすることが目的ではなく、
朝の時間を有効に活用して、思い切って、いつもと違うことをやったり
面倒くさいことを行ってしまう。勇気をもって行動すれば、
良い結果がでるということです。

午後や夕方には脳が疲れていきます。
もちろん夜型人間を否定するわけではないのですが、
思い切って朝のうちにやってみることで、朝の脳が元気なうちだと
良い行動が可能です。

記憶に関していっても吸収しやすい状況と言っていいでしょう。
茂木さんは、朝にSNSにつながる、ブログも書いているそうです。
きっと、書くことのアウトプットも最大限の効果を発揮しているでしょう。

過去に私も、受験勉強の際に、夜早く寝て朝勉強して高いパフォーマンスを
発揮して結果を出したことを思いだいました。

注:このブログを書いたのは21時代です。
せめて台本、構成は朝書いた方が良さそうです。

#茂木健一郎
#朝活
#脳科学
#朝の時間
#脳の元気

2020年4月2日木曜日

コロナウイルスに負けない 人とお金 斎藤一人

コロナウイルスの感染により、国民的コメディアンの
志村けんさんが亡くなったことは、歴史的にも『志村ショック』
としても歴史に残る悲しい出来事でしょう!

最も怖いのは、コロナウイルスに罹患したり、感染させることですが、
それもその通りですが、今の生活が苦しくなりたいへんな方も
多いのではないでしょうか!

健康のリスクの他に、お金のリスクもあります。
しかし、お金がない、入らない、困ったと言っても
お金は回らないどころか、負のオーラさえ、引き出す気がします。

そんなときに、活かせるのが日本一のお金持ち・斎藤一人さんの教えです。
小さなことでも、何でも今は多くこなしてみれば、何か変わるかもしれません!


斎藤一人さんに学ぶコロナウイルスに負けないお金の貯め方





斎藤一人さんは、2013年に「人とお金」という本を出版されています。

斎藤一人さんは、これから100年はお金のことを勉強しなければならない
時代になったと書かれています。

まずは、収支管理で、お金の使い方です。浪費傾向を修正することは
お金が貯まらない負のオーラを消していくことになります。

お金は使わないだけで、収入のバランスと比較すれば、
均衡がとれ貯まっていきます。


また、赤字を出さないために、今置かれた立場で、置かれた材料で
お金を稼ぐことです。

現在はメルカリなどフリマアプリや副業サイトで簡単に稼ぐことができます。
コロナ対策でどこにも出かけられない、出社できない時こそ、
チャンスです。

ここで、自分のスキルを伸ばせば、それが学びとなって、
さらに収入アップやコロナショック、志村ショックを
抜け出した時にも力になるでしょう!

お金の専門学校のしんのすけさんも、
収入源は複数持っていないと、今後厳しいと
話されています。

ピンチはチャンスにとはこのことです!


コロナウイルスでストレスを溜めない!


この本を読んでいて、はっとしたことがありました。
今は、コロナウイルスでの外出規制や行動制限、あるいは
収入減少などお金で悩んでいる人も多いでしょう。

そんなときに、愚痴や弱音の一つも出そうになりますが、
優しい人ほど、愚痴や弱音を話されることがあります。
斎藤一人さんは、その愚痴や弱音、悪口などを言われて、
話す人はすっきりしますが、それは聞いてもらった人から
エネルギーを奪っているからと言います。

心理学の言葉で、共感疲労ということばがありますが、
まさにそうだなと思いました。

だからこそ、エネルギーは蓄えることと消耗しないことが
大事だと思います。

一人さんは、相手にその理を気づかせることの重要さも教えています。
具体的な、エネルギー補充方法の一つに自分ぼめ自分をほめることだと
一人さんは話しています。

それから、私は今のコロナで出かけられない今だからこそ、プラスの言葉を
集めて実践する読書だと思います。

読書はプラスのエネルギーを集めることができると思います。

本を買いに行ったり、借りれない状況であれば、気になる著者のブログや
youtubeなどを見ることもいいと思います。

苦しい今だからこそ、プラスのエネルギーを貯めること、減らさないことを
学ぶことは必要です。

お金が貯まる、稼ぐことにもつながると思います。








2020年3月3日火曜日

橋下徹の実行力 出来ないことを実現する力

私は大阪城はおろか、大阪には行ったことがありませんが、
日本のお城の中でいちばんは大阪城というイメージを持っていました。

当然のことながら、大阪城のような遺産は、
厳重に管理されメンテナンスを施されていることから、
その威厳や素晴らしさが保たれています。

大阪城の庭園を利用したイベントを開催するなど、
これまでありえないが大阪市の常識だったようですが


当時の橋下市長は、大阪府庁と連携し、
なんとモトクロスの大会を開くことに成功したそうです。
その開催にあたっては、大阪城の庭園内に、
豊臣秀吉時代の活躍の証である、遺構があったようですが、
市役所内に庭園へ負担をかけない上で荒々しいモトクロスを
実現できるよう指示を出したそうです。

結果として、モトクロスの設営は運営者が全て捻出し、
税金の使用は全くなく、懸念された芝生は整備して
返却されたそうです!

しかも、そのモトクロスは世界的なイベントだったため、
ネット配信されたことから大阪城天守閣をバックにした模様は
世界に発信され、その模様を見て大阪に観光に来ている方は
多いそうです。

役所仕事というのは、型にはまったものが多い気がしますが
橋下徹さんの柔軟な発想で、できないことを実現できたことは
素晴らしいと思います。

橋下さんは、民間でできることは民間に、
またリーダーはこれまで出来ないことを実現して見せることで
部下から信頼を寄せるインパクトある行動をとったと
書かれてありましたが、実行力の大切さに自分も
活かしていきたいと考えさせられました!


#橋下徹 #実行力 #大阪 #知事 #市長 #著書

2020年1月20日月曜日

ブッダは相手に合わせて、アドバイスをした!清水克衛、ブッダを説く!

「ブッダを読む人」は、なぜ繁盛してしまうのか?

(現代書林)





この著者で、日本一ヘンな書店(自称!?)の店長である
清水克衛さんの本は、本当に面白いです。

この本自体は、概ね2通りの流れになっています。
  • ブッダの教えを、どのように活かせば成功・儲かるか。
  • ブッダの教えの実践法をより分かりやすくした本の紹介
この2点になります。
だから、清水さんおすすめの、ブッダに関連する、繁盛本が欲しい方は
買って参考にするといいと思います。


ブッダは人に合わせる人だった!清水克衛も人に合わせる人だった!


人の個性に合わせて、説くことは人の心を動かすことが出来る!


清水さんの著書は、これまでも何冊か読ませていただきましたが、
とても分かりやすいです。すっと入ってきます。

それは、なぜかといえば、日本一ヘンな書店の『読書のすすめ』は、
その名の通り、お客さんに本を勧めてきます。
しかも、お客さまごとの悩みや目的を解決することに合わせた
本をチョイスして勧めるのです!

だから、自然と清水さん自身の著書も、その本にどういうことが
書かれていて、どのようなことが分かるのか、
この「ブッダを読む人」は、なぜ繁盛してしまうのか?
分かりやすく書かれているのです。

この本の中にブッダのことが、書かれてあったのですが、
ブッダは、弟子に対して、個性や理解力などの異なる弟子に
それぞれにあった弟子に、その弟子に合った的確な
アドバイスをして悟りに導いたとされます。

それは、清水さんの本の勧め方とも重なるなと感じ、
思わず感心してしまいました。


働き方改革が進む、この頃ですが、上司に求められる力とは
これではないでしょうか!

真の平等とは、部下や後輩にその性格や理解力、捉え方を把握して
個人に分かりやすい声をかけることではないかと。


ブッダは、たとえ話を用いてお話をするのが上手だったそうです。
たとえ話は、とても分かりやすいものです。

難しい話を分かりやすく、簡単にすること。
それが2600年前のブッダが既に未来に発信していたようにも感じるし、
清水さんは、早くそれに気づかれたんだなと感じました。

合わせて、多くの本を読むことは、自分の理解力をアップさせるだけでなく
伝え方を鍛えるものだと感じました。



#ブッダ #清水克衛 #読書のすすめ #繁盛 #伝え方 #教え方
#読書

2020年1月19日日曜日

『アリとキリギリス』の童話から考える、現代の価値観

ひろさちやさんの「まじめな」あなたに贈ります!「ずぼら人生論」
「「まじめな」あなたに贈ります!「ずぼら人生論」」の画像検索結果

この本の中で、有名な童話である「アリとキリギリス」の
ひろさちやさんの捉え方と価値観・そして、
このお話の結末の客観的な見方が面白かったので紹介したいと思います。

このお話では、夏にアリはせっせと働き、キリギリスといえば、
遊んで暮らし、冬になればアリは蓄えで、冬をしのぎ、
キリギリスは蓄えがないので、アリに助けを求めるが、
自業自得と突き放されるという、そんな童話として伝わっています。

ここで、ひろさちや氏は、アリがせっせと働く、働くことが正しいという価値観を
押し付けるのもおかしいし、これで仮にありがキリギリスを助けることで、
困った人は助けなけなければと美談化し、その価値観を押し付けるのも
また違うと表現しています。

後の学生談では、この話は続きがあり、夏に働きすぎたアリは過労死し、
その蓄えでキリギリスが生活したとか、
キリギリスは蓄えがないから、冬はバイオリンを演奏し稼ぎ、
その演奏をアリも楽しみ、お互いに豊かな過ごした時間を過ごしたという
創造性の高い話が紹介されていました。

こうであることが正しいとか、こうでなければならないと決めつけてしまうと、
誰かが良い、悪いが人の手で決めつけられてしまう。
こうでもいいが、ああでもいい。

つまりは良くても悪くてもいいし、最初から物に善し悪しはないと
考えれば誰もが楽になる。
この話を読んで、人は本当は自由だということを改めて考えさせれました。

どうにかならないことも、どうにかなることはたくさんあるのだと
思いました。

#ひろさちや #価値観 #ありときりぎりす #アリとキリギリス

2020年1月17日金曜日

日本でいちばん大切にしたい会社 日本レーザー

日本でいちばん大切にしたい会社シリーズにはまっています!
いちばん大切にしたい会社であるのに1冊の本に複数の企業が紹介され、
しかも本がシリーズ化されています。

日本にはブラック企業と言われる近年の文化!?と裏腹に、
本当に大切にしたい会社がたくさんあります。

きっと、著者の坂本光司さんは、そんな企業文化が広まってほしいと
そんな思いでシリーズで書かれたのだと思います。

大切にしたい会社とは、近江商人のような三方よし!で
お客様も会社も従業員も地域も、または社員の家族までも
幸せにしていくようなそんな会社なようです。

今回は大企業の子会社から独立を果たし、『雇用』に
拘った日本レーザーについてみていきます。


会社にとって大事なことは雇用すること!会社が続くこと。


日本レーザー会社概要 https://www.japanlaser.co.jp/Company/tabid/72/Default.aspx

本の中で、会社の赤字から、黒字化そして、25年連続黒字にした
近藤宜之社長は現在は会長になっています。

近藤宜之会長のインタビュー


日本レーザーとは、大企業グループの子会社でした。
近藤宜之さんは、その親会社で労働組合のトップとして、
若いときから活躍してきました。

いわば、若いときから働く者、労働者の視点で、
会社と向き合ってきました。

労働組合という組織は会社の経営陣であれば、敬遠しがちな
組織ですが、その組織の中で、近藤さんは社員の大幅なリストラという
苦い体験を多くし断行してきました。

後に、子会社の日本レーザーが赤字体質だったために、
再建のための社長として送られますが、
近藤さんが徹底したのは、過去のリストラ体験から、
雇用を守ることの大切さに命をかけました。

一度、業績改善に成功しても、社員からは結局は功績を出して、
親会社に戻るのではという社員からの懸念を親会社の取締役を
辞職して、日本レーザーに骨をうずめる覚悟をします。

後には、自由な裁量ができない大企業の子会社を脱し、
会社と社員を守るために、親会社から日本レーザーを
独立することに成功します。

それは、社員から出資を募り、実現させました。
社員も経営に参画することで、みんなで会社を守っていこうという
土壌が出来上がります。




近藤さんが、取り組んだことは、
・社長と社員
・役員と社員
この間のコミュニケーションを密にすること、
具体的には定期的に、ミーティングを持つだけでなく、
メールでの毎週のやりとりを続けました。

近藤社長は、どんな社員の思いも土日を利用して返信しました。
これが、風通しのよい会社風土でもあり、
何でも言い合える関係性は、会社の盲点や改善点を導き出せるだけでなく、
会社や社員の良い部分のインプット、アウトプットにもなったと思います。

やっぱり、組織が維持していくには信頼が大事だろと思います。
社員が自分の会社だと思うことは、自分の家族だと思うことと一緒です。
近藤さんが育てたのは社員の力を育て導き出すことで、
社員が伸びて会社も成長し、雇用が守られていくということでした。

日本レーザーは社員、派遣、国籍、性別、学歴に差別がなく
幹部級の女性登用率も高いそうです。

日本レーザーは、海外と取引していることから、社員の英語力にも
力を入れていて、TOEICの点数で手当てにも差が出るそうです。


日本の人口減少が進み、国内経済が縮小していく中で、
日本レーザーのような海外から仕事を受注できる
社員を大切にできる会社がどんな成長をしていくか、
楽しみでもあり、将来の日本の希望になることを祈ります。

2020年1月10日金曜日

日本でいちばん大切にしたい会社 杉山フルーツ

日本でいちばん大切にしたい会社という本は、
シリーズ物で第1巻の発刊は既に10年前です。
カンブリア宮殿とも重ねられる、
働く人やお客様を大事にする会社を、
取り扱うこの本は色あせることがありません。

2020年は東京オリンピックの終了後に、
消費が低迷し、経済が失速するとも言われています。

しかし、それにも関わらず地方の小都市でも、
発展を続け、お客様から愛される商売ビジネスが存在します。

そこには、どんな秘密や努力があるのか、
日本でいちばん大切にしたい会社1巻の
静岡県富士市・杉山フルーツについて見ていきます。


フルーツ店を極め、お客様から愛される大切にしたい会社


杉山フルーツは、今地方によくあるシャッター買いである商店街に
あるそうです。
それでも、ブレークするまでには、商店街内に集客装置となる
大型店が2店あり、その集客効果でお店の売り上げに
繋がっていたそうです。

後に大型店が閉店し、集客装置がなくなったことで苦境にたたされますが、
個人フルーツ店の杉山フルーツの後継者として、
婿入りした杉山勇さんが、持ち前の経営を担いという思いから
様々な改革を打ち出します。

それは、フルーツを贈答品として、とにかく品と味にこだわった商品にこだわり
お客様にとり、贈答品として喜ばれる品定めをしたことです。
ネット社会到来前から、ネットでの商品紹介も展開し、
地道にお店の良さを、打ち出し、贈答品に特化していきます。

リアル店舗でもネットでも杉山さんと杉山フルーツの思いは浸透し
他のフルーツ店の倍以上の利益を上げていきます。

中でも素晴らしいと思ったのが、杉山さんが農家に指南したのが、
農協の基準に合わせた商品が素晴らしいのではなく、
お客様に喜ばれるという基準が大切だということを、
いちごの赤身を通して呼びかけたことです。

農家さんは、当たり前ですが農協さんを通せば、その出荷基準に
合わせて生産することに傾注します。
しかし、それは本当にそのフルーツが食べごろとは言えません。
農協の基準に合わせる=良い商品という錯覚を、
杉山さんが気づかせてくれました。

杉山フルーツでは、贈答品を扱うことから、
贈答品とは、それぞれの思いが込められた商品であることから、
お客さまの思いをしっかり汲んで、商品の梱包や品選び、ラッピングにも
力を入れています。
これが杉山フルーツの、人気の秘密です。

杉山フルーツサイト
http://sugikiyo.com/




フルーツアーティスト杉山清のゼリー


杉山フルーツでは、自社ブランド育成のため、自社製品の生産にも
とりかかります。
それが、杉山清のゼリーです!

今までのやり方だけでは、生き残りが出来ないと考え、
フルーツを使用した独自のゼリー販売し、
これは飛ぶように売れ人気商品となっています。
それも、杉山フルーツの商品だからというブランド力と、
常に美味しさを提供してきたからできたことと思います。


杉山清のゼリー画像





田舎にいるほど、個人商売・ビジネスには限界があると錯覚しがちですが、
これは盲点だと思います。
田舎だからこそ、人と違ったことを行えば目立ちます。

そして、本当に美味しいとか、役に立つ、便利と思えばお客さんは付いてくるものです。
それに、口コミとネットの発信力があれば、広がりがあります。
常に良いものと工夫、諦めないことで可能性は拓けていくと感じました。


2020年1月8日水曜日

心屋仁之助さんの劣等感や自尊心と上手く付き合う方法

心屋仁之助さんの性格や人間関係など、自分との向き合い方や
上手く付き合う方法が世の中に広まってきてから、
今までのカウンセリングとは違う、
本当の意味での自由が広がってきているように思います。


ストレスが多い、世の中ですが働き方改革と同時に進めたいのは
ストレス管理です。
ストレスと上手に付き合うには、劣等感や自尊心と上手く
付き合うことだと心屋さんの本やブログから学びました。

自分の自尊心や劣等感と上手く付き合う=周りと上手く付き合う
ことだと気づきました。

その気づきを少し書いていきたいと思います。


自尊心は減らない!損してもいいをお守りに!


よく、自尊心を守るという言葉を聞きますが、心屋さんによると
自尊心は減るものだと勝手に自分が思い込んでいるからだ
とあります。



自尊心は心を保つ力があるので、自尊心を傷つけられそうになると
守りに入ります。
私の経験からもそうですが、守りに入ると苦しくなります。

それは、自尊心がなくなってしまうからです。

そして、もともと自尊心が少ないと思っているから、
より守りに入ってしまうのだと思います。

人の思い込みって、すごい力がありますよね。
でも、その思い込みの力が別の方向に働いたらきっと、
違う方向に力が入ります。

今までの自尊心は減るという思い込みを捨て、
誰かに何かをされても、言われても、
『損してもいい』
『笑われてもいい』
『けなされてもいい』
という損してもいいことをお守りにしていけば
今までの前提を覆すことができます。

思い込みを変えていくことは、大変です。
しかし、だからこそ、つぶやいて
言葉に出して、損してもいいと
前提を書き換えていけば、
少しずつ、自分の心の中も本来あるべきところに
戻ってくる気がします。



劣等感は過去の遺産、古傷を確かめることに意味がある


劣等感は、子どもの頃や、過去に追ったトラウマを心の中で
古傷になっているのを隠していても、何らかの人から言われたことや
出来事に反応してフラッシュバックしてしまいます。

どうせ、やっぱり私はだめなんだという思いが、
過去の自分の古傷と繋がって、劣等感が増大してしまうのです。

心屋さんは、誰かに何かを言われたり、嫌なことをされたときに、
その誰かが悪いのではなく、古傷が反応したんだなということに
気づいてあげることだと著書に書かれています。

古傷は心の中で隠してあるものですから、確かめることは
苦い体験ですが、それが劣等感の反応の古傷だと分かれば、
「あぁ、また反応してる!」
と気づくことになります。

気づきって大事です。

つまり、あいつが悪いと思うところに答えもなければ、
あいつが怒りの対象でもないということです。

自分の過去をみつめる、確かめることで、自分の反応スイッチが
分かります。

だから、自分も相手も責めなくていい。
感じて気づく、訓練であり繰り返しなんだなと思います。



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