呼吸のようにブログを書きたいと思っていました。
どうも、最近は疲れ気味で、読むというインプットの方を
どうにかこなすだけでした。
そんな時、ちょっと前まで書店のおすすめコーナーに並んでいた
箕輪厚介氏の『死ぬこと以外かすり傷』(幻冬舎)が
図書館で目に入ってきました。
本のキャッチコピーとインパクトあるブックカバーから、
いつか読んでみたいと思っていたので手に取りました。
箕輪厚介さんと出版・編集者の世界
誠に申し訳ないのですが、箕輪厚介氏とはどんな人で何をする人か!?
どんな流れの本なのか全く分からず、ある意味先入観なしに読みました。
箕輪厚介氏は、出版界の編集者で、現在まで自分がこうありたい、
このように本をプロデュースしたい、表現したいということを
常に心に燃やしながら、完成度の高い本を出版するために
命をかけてきたということがこの本から分かります。
自分の中での、正直な心を大事にしてきたからこそ、
時に周りと乖離しながらも、仕事を続けてきたようにも見えますが、
自分で自分のミッションを作り・育て・完成させてきたのだのと
いうことがよく分かります。
いや、完成というのはないのでしょう。
ホリエモン(堀江貴文氏)の「他動力」や箕輪さんの所属する幻冬舎が、
どのような素晴らしい本を出してきたのか、この本を読んで初めて知ることばかりで
目から鱗でした。
特にホリエモンのような、本を書きたがらない人をその気にさせて、
共に斬新的な本を作り出したのは、名編集者とはこのことかと
気づきを得ました。
箕輪厚介さんの精神論
本を読み進めていく中で、本の中身が熱くなり燃えていくような感じがしました。
この本を傍から読んでいると、箕輪厚介という人間は荒々しいとうイメージが
膨らみつつもあったのですが、
とても心惹かれるフレーズがありました。
水と油のようにどんなにかき混ぜても混ざり合わない異物を世に出して
「いろんな生き方」があるんだな、と思ってもらえればそれでいい。(P159)
生き方や人生に正解はない。自分をさらけ出して、個体として生きよう。(P159)
努力は夢中には勝てない(p160)
このフレーズが出てきたのは、本の後半でしたが、
もっと自由に生きようぜという箕輪さんの呼びかけと、
人生は常に通過地点だというメッセージを感じ取りました。
今、コロナ禍でとても難しい世の中ですが、
嘆いている暇があれば、今までの常識にとらわれず、
成功や達成から逆算して、どんなことが自分にできるのか、
考えることが今、必要なんじゃないかとそう思いました。
現在の箕輪さん
このブログ記事を書いた時点で箕輪厚介さんのtwitterはここで止まっています。— 箕輪オンライン厚介 (@minowanowa) June 8, 2020
死にたい— 箕輪オンライン厚介 (@minowanowa) May 29, 2020
ざっくり調べたところによると、セクハラなどの問題でいろいろあったようです。
それでも、人生は何度でもやり直せる、100が0になり-100になっても
また100になることもあると考えれば、これもまた箕輪さんにとって
通過点なのでしょう。
そして、きっとその通過点から学び、また新たな展開が生まれることを期待しています。
#箕輪厚介 #幻冬舎 #死ぬこと以外かすり傷
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