読書日記 今こそ読書をしよう!: 「プチ悪人」を目指そう 片田珠美

2017年11月3日金曜日

「プチ悪人」を目指そう 片田珠美

PHPhealth 9月増刊号を読んでの感想。

片田珠美さんは精神科医です。

著書は多数。

著者こちら

怒らないことと心穏やかなことはイコールではない。

いつも怒らないということは実は不自然で、人は時にむっとすることがあり

押さえることで、表面上は平静を装っていても、

身体に異常がでたり、うつ状態になったり、ひねくれものになったり

何より、これは私が当てはまると思ったのですが「普段穏やかな人が

突然ブチ切れる」ということで怒りを抑えるコントロールが

上手く行かなくなってしまうことがあります。

私も普段は、平静を装うことに必死です。

心穏やかに過ごしたいのは理想ですが、過去に仕事中の私語の多い同僚に

突然怒鳴り散らしてしまい驚かれたことがあります。

これは、まさに怒りを抑え過ぎた結果でした。


ここで、片田さんはそうならないように、自分の心を乱す人にどう対処していくかを

示してくれています。

①言われたことを真に受けない。

②いやな感情は小出しにする

③ときには割り切って関係を切る

③は、私がこれを行って自分の心の平穏をゲットできた経緯があります。

これこそ嫌われる勇気かなとも思います。

②は少しでも反論をすること、理不尽なことを言われっぱなしにはしないことですが

これははっきり言って私は今まで苦手にしてきましたが、

これを言うと言わないで後味が違う気がします。

これも嫌われる勇気ですね。

①も私には大事。相手の発言には真に意地悪なこともあるし、明らかな悪意もある。

それこそ怒りという感情が言葉に籠っていることがあります。

少し、冷ややかに相手を見る、フンっって感じも必要なのかなと思いました。

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