読書日記 今こそ読書をしよう!: 5月 2019

2019年5月31日金曜日

川崎市の殺傷事件に思うこと

多数の襲撃、当初から念頭か=児童と同じ道で現場へ-川崎事件(時事通信)


令和初月に起きた悲しい惨事


ここは、読書日記ですし、私は普段は時事ネタに反応したり、
書いたりはあまりしないのですが、今回は平和を願った令和元年の初月に
あまりにも痛ましい事件が起きてしまったので、私なりに思ったことを
書きます。

まずは、今回の事件でお亡くなりになった犠牲者のご冥福と計り知れない
多くの体と心の傷を負った多くの皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。
残念で、本当に何とも言いようがないです。

災害や事故でもそうですが、今回の事件に何らかの形でも触れた方々は
一生心の傷と向き合って生きていかなくてはなりません。
それを思うと心が痛みます。


全ては心のケアをすることと、ケアする人を育てることが世の中を変える


犯罪を犯した人の立場について考えていきます。私は擁護したい立場は一切ありませんが
犯人は何らかのフラストレーション、自分で抱えきれないものを持っていたと想像しますが、その中でねじ曲がった感情が今回の事件を引き起こしたのではないでしょうか…。

現在は、ひきこもりに留まらず、自分の悩みや悲しみ、あるいは憎しみを
どのようにしたら良いか、悩むというか悩んでいることにすら気づけない人も
多いと思います。

そのような人が増えているのは間違いないと思います。
そして、そのような人の稀な人がこのような残酷な反社会的行動に走ることがある
のだと思います。

その通り、遺族や被害者・家族・関係者には心のケアが必要です。

この心のケアですが、人間はいつ、どこでどんなことに巻き込まれ、どんな悩みに
苦しむか分かりません。


そのことから、私は子供の学校教育の段階から心のケアや傾聴・セルフケアを
必須に学ぶ必要があると思います。
悩んだら人を頼っていいこと、語る勇気、弱さを見せる勇気を学んで大人になっていく
ことで、こういうことが減らせるのではないかと私は思っています。

誰もが、傾聴もできる、誰かの支援者であれば、厳しい時代に対応していけるのでは
ないでしょうか。

いじめ・パワハラ・家庭不和などなど、社会は悩みにあふれています。

常に誰もが支える側、支えられる側になって共に分かち合う社会になることを
願っています。

2019年5月28日火曜日

ブログサークル

ブロガー同士の交流に特化したSNS、ブログサークルというサイトがあります。

https://blogcircle.jp/

私も複数のブログを運営しており(ド素人で自己満足レベル)ですが、
最近、このサークルに参加させていただいております。

私のブログはタイトル通り、読書日記なのですが、読書には、他者のブログを
読むことも含んでいます。
このブログサークルに参加してから、自分の興味以外のいろいろなブログを読んで
たいへん勉強になっています。

やっぱり、自分が今まで見ていなかった世界や価値観に触れることって楽しい
ものです。
もちろん、自分が記事を書く上での参考にもなりますが、一人一人の表現の
仕方が面白いと思います。

ユーチューバーもそうですが、容易に自分の好きを表現できるようになった
のは豊かな社会だなと思いました。
今では、数多くのブログをチェックするのも私の読書です(^^♪




ほかに私は、

にほんブログ村 https://blogmura.com/

人気ブログランキング https://blog.with2.net/

にも参加しています。

今後もブログを読んでの雑感や感想も書いていきたいと思います!

2019年5月24日金曜日

セブンイレブン 人を動かす

セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事 (勝見明著)

について読んでいます。





現在、話題になっている24時間営業の見直し

 コンビニ最大手だけでなく、24時間営業の小売店の元祖となっているセブンイレブンですが、最近はオーナーからの切実な訴えにより、24時間営業の見直しに乗り出しました。顧客には積極的に向き合ってきたチェーンですが、人手不足や人口減少社会、そして働き方改革はこれからが本領発揮だと思います。

 コンビニ業界だけでなく、小売り最大手だからこそ、この24時間営業の見直しに、顧客満足度を維持したまま、お店・オーナーも会社側も満足いく結果を出せれば、社会を大きく動かしていく気がします。

人を動かせば、お店も変わり売り上げも伸びる

 ここからは、上記の本を読んで学んだことです。セブンイレブンにはお店のオーナーやスタッフに対し、会社側からのお店の経営相談や指導に回るOFCという職種があるそうです。OFCにはお店側に対して命令権がないそうです。

 お店のオーナーは内向きでお店を動かしていると現場にしか目が向かないことが多々ありますが、OFCはお店を外側から客観的にみて、「こうすればもっと売り上げが上がる」「この商品を入れ替えれば、もっとお客様のニーズに応えられる」などの助言をします。

 しかし、長年お店を経営していたオーナーは、自負もありかつての成功体験にも縛られていることもあることから、OFCの伝え方の工夫が大事になります。例えば、他のお店を見てもらって、改善点を知ってもらい、経営改善につなげてもらうことなどがあります。

 コンビニとは進化し続ける業態でもあり、人のニーズやお店周辺の環境や客層も変わるので、このOFCとオーナーが知恵を好感しながら成長していくシステムはどんな企業にも魅力的だと思いました。もしかしたら、行政システムにも必要かもしれません。


オンラインでなく顔を合わせたコミュニケーション
 

 この本の発刊当時の鈴木敏文会長(セブンイレブンジャパン)のお話ですが、全国の1000人以上のOFCを毎週1回本社に集めてミーティングを開いているとのことでした。その狙いに感心しました。
 
 例として、これを学校に例えれば、教科書を読むだけ、通信教育だけならこのような会議はいらず、思いを伝える共有するために、学校のように集って、情報や知恵だけでなく、顔を合わせるからこそ伝わる重要性がありました。

 週1回人を集めるためには、相当な予算もかかっているようですが、それ以上に情報と思いを共有することの大切さが、全国のお店へ末端まで思いを共有させていくことに繫がることが分かります。



あらためて感じたこと


 少し視点を変えてですが、セブンイレブンの会社側はもちろん、オーナーのたいへんさが理解できたことと、同時にやりがいのあるお仕事だと感じました。全国・海外に展開するお店でありながら、その地域の特徴にもしっかり柔軟に対応できることは素晴らしいと思います。

 このような、特定の企業にスポットを当てた本を読むと、自分の知らない世界に触れることができ、刺激になります。潜在的なお客さんのニーズを開拓するマーケティングも人を動かすことなんだなと感じました。



 
#セブンイレブン #24時間営業 #人を動かす

2019年5月23日木曜日

自分の好きを仕事に…  本田晃一さんのブログから

2019.5.22 本田晃一さんブログから
お金が欲しいけど働きたくない私に何かアドバイスを



本田晃一さんのブログを読んで雑感…
働き方改革元年の令和元年ですが、いろいろな生き方があっていいんだと思います。
いろいろな生き方とは、今までの常識と離れていたり、正反対だったりします。

今回のブログを読んでちょっとした悟りを得ました!
自分の好きを仕事にしていくと、お金もついてくるということが
あるということです。
例え、お金でなくても真の豊かさを実感できることができるのではないかと
思いました。
私は、書くこと、読むことを「好き」「ライフワーク」にしているので、
呼んだこと、書いたことでブログのアクセスだったり反応だったり、
リアクションを確認すると楽しく感じます。
また、嬉しいし感謝です。

そのようなことを続けていくと、より豊かになるのではないかなと。
どんな名実業家やスポーツ選手も自分が楽しいこと、やりたいことを
やっている人をやっていると豊かに見えます。
それは、気のせいのようで気のせいではないと思います。
自分もブログを続けることで書く楽しさから、いろいろなものを得ていきます!!


2019年5月16日木曜日

アパホテル・元谷芙美子社長の人を動かす

参考リンク プレジデントオンラインより
アパ社長が"勉強するな"と息子を叱るワケ 難関大学に行っても、大成はしない

人を大事にするために、エリートを叱る、育てる



アパホテルの元谷社長といえば、派手な女性社長というのが私のイメージです。
アパホテルは、グレードもそこそこ良く、人気の全国展開するホテルです。
ホテル産業の成長は接客にありと私は考えています。
接客のできる企業は人が育っているのだと考えますが、プレジデントの
記事から、元谷社長のアパホテルの人の育て方、人を動かす力を
学んでみました。


それは、あいさつなどの基本をベースに、エリート社員に対する教育にありました。
現場の第一線でお客様と顔を向き合わせる社員は頑張っており、その社員の模範に
なるようにエリート社員を育てていることが分かりました。
また、叱ることも愛情をもって息子のように育てるという意識が素晴らしいと
感じました。


もちろん、私は経営者ではありませんが、社員、部下が息子であると思えば
成長させるために厳しく叱るが、育てるためにちゃんとフォローもする、
そして褒めることも徹底していくことが求められます。
そのような親みたいな社長が元谷社長でした。
部下や社員を仕事上のメンバーと思っているか、家族と思っているかで接し方も
想いもまるっきり代わると思います。
そんな社長から叱られたら、伝える人に伝わってほしい事実がしっかり届くはずです。



子どもの心を動かす


元谷社長は、自らの子供たちにも仕事から帰ってきた自分たちを夜遅くまで
待たせて出迎えさせるなど、ホテル学の基礎だけでなく、人を大事にする
ことをしっかり教えてきました。
過保護にせず、お金の面でも厳しく、しかし勉強はするなとも教えてきました。
結果として、理論理屈的な頭の良さを求めたのではなく、自分で考えて、
自分で切り開くことを学んだのでした。
いわば、元谷社長の教育はアパホテルも家庭も同じなのかもしれません。
勉強以上に器量が大事だということが頷けます。




2019年5月13日月曜日

セブンイレブン 商品を産み出す力

前回記事からの続きです。↓

セブンイレブン 接客力



セブンイレブンの商品を産み出す力


この本は2005年の出版の古い本なのですが、コンビニのお店がステージであれば
舞台裏や舞台を作り上げる人たちのことが、よく分かります。



MD(マーチャンダイジング)というビジネスでの業界用語を、私は今まで
知りませんでしたが、この本の中から、セブンイレブンがお店で販売する
商品を小売業者などとチームを組んで、共同で開発するチームMDというものを
知ることができました。

特にもガリガリ君などで有名な赤城乳業とタックを組み、これまでアイスクリーム
業界が下火になりがちで、安価なオーソドックスな商品ばかり作りがちだった現状を
セブンイレブンと赤城乳業がタックを組み、チームMDを発揮し、やや高級で
原料も値段も良くて、美味しいアイスクリームを作り出し、販売量を増やし
利益を上げていった話には、目を惹かれました。

当初、セブンイレブンの原料と美味しさにこだわったアイスクリームは、
赤城乳業にとって、これまでの製造ラインと全く異なるため、
かなり製造が難しかったそうですが、セブンイレブンのMDのお客様の立場で
美味しいものを提供したいという、思いがチームを動かし、
製造に漕ぎつけたことはとても興味深いものでした。

新たなイノベーション、特にもお客様に今までにない感覚のものを提供するには、
手間を惜しまず、異なった立場の人たちがチームを組んでお互いの良い所を
引き出しながらアイディアを形にすることが大事だと思いました。


セブンイレブンの強さをここで深め、明日お店に立ち寄るのが楽しみになりました!

セブンイレブン公式サイト https://www.sej.co.jp/
赤城乳業商品参考リンク https://togetter.com/li/1352880

2019年5月10日金曜日

運のいい人は他人をほめるー運が良くなる方程式(植西聰)




今回は、図書館で借りた、私が好きな著者の一人である植西聰さんの
「運の良くなる方程式」の第2章「運のいい人は他人をほめる」を読んでのまとめです。
私が、今回のブログでこのほめることのパワーを取り上げたのは、
自分自身が仕事で実感しているからでもあります。


他人をほめるということは、ほめられた人には自信になったり、嬉しくなったり、
自分を認められた思うことができます。
そうなると、テンションやモチベーションはあがります。
ほめた人は、ほめたことで他人に喜ばれるので、気分が良くなります。
斎藤一人さんは「人は、人に喜ばれると嬉しいという性質を持って生まれてきた
と言っていますが、まさにその通りで、ここにほめた人、ほめられた人双方に
プラスのスパイラルが発生するんです!!


そして、ほめ方にはそのパワーをより発揮できるコツがあります。
それは、
①下心なく、素直にほめる。
②なるべくすぐほめる。→かつて松下幸之助さんも社員をそのようにほめていた
③どこが良いのか具体的にほめる。
④人前でほめる。
⑤くりかえしほめる。
大まかに、このようなほめ方がありました。

植西さんは、他人をほめることは徳を積むことだと書かれています。
そして、その徳は宇宙銀行に積まれるという表現を使用していますが、
徳とは目に見えない計り知れないプラスのパワーであり、
宇宙銀行というのは分かりやすい表現です。
高い利息をつけて銀行に徳を積むことができるようですが、
その秘訣は、周りの力を借りて、ほめられた相手がよりほめられた実感を
強く植え付けるところにあります。
人をほめることってすごく豊かなんだなと思いました。
今の日本にはこれが足りない気がします。


ブロトピ:ブログ更新しました

2019年5月6日月曜日

小さいことにくよくよするな!② ストレスと向き合う

小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫) リチャード・カールソン著



 今の世の中はストレスというフレーズもパワーもみなぎっていると、感じます。
ストレスとの付き合い方は、現世での誰もが習得すべきスキルであり、明るく
楽しい毎日を過ごすためにも、知っておいて損はないと思います。





 この著書の中でも、ストレスについては書かれています。その中で、自分が
大事だと思ったこと、ストレスのベース・根底にあると思ったことについて
書きます。それは、

世の中は不公平であるということ



私たちは、人や集団、組織から不当な扱いや態度をとられたときに不満になる
場合があります。また、同じ成果や同じ努力をしても結果が出せたり、そうで
なかったりします。それをダイレクトに受け取ってしまうとストレスになります。
冷静に俯瞰すると、世の中に平等はないことが分かります。平等でない世の中に
報いを求めて、生きていくとフラストレーションになりストレスになってしまいます。
不公平であるという現実を受け入れれば、諦めもつきます。
諦めというと消極的のように聞こえますが、では与えられた条件の中で、
自分は何ができるかと考えれば、別な方向の努力も考えらえれます。
そこで自分しかできない努力をすれば、自己実現にもなり個性も磨かれます。
不公平であるということは、イコール不自由ではありません。
むしろ、そこに気づいたときに、可能性が開かれていきます。
ストレスに真剣に向き合っているとき、人は檻の中でもがいているだけかもしれません。
余裕もなく視界も狭くなっているのだと思います。そんなときこそ深呼吸をして、
自分を客観的にみて、緩い気持ちで今まで反対の方向に動いてみるのもいいかもしれません。

ブロトピ:自分磨き日記~♪

2019年5月2日木曜日

小さいことにくよくよするな!①

小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫) リチャード・カールソン著


 このごろ、ストレスが溜まっていて、物の考えや受け取り方が下向き・ネガティブであることに気づき、以前に買った本を引っ張り出して読んでいます。

 本のタイトルからして、今の自分に必要だと分かります。この本のタイトルを読んで思ったのですが、では大きなことって何だろうと思うと、災害や紛争とか国家や世界が絡むことが思いつき個人の力ではどうしようもできないこと、また日常生活にダイレクトに直結しないものでもあると感じました。

 小さなこととは、人によって何にも感じないことで、これも人の受け取り方しだいで、
ものの見方や受け取り方を変える訓練を行えば、不安になったりくよくよすることは、
ゼロとも言わなくても小さくなるのだと思います。いちばん問題なのは、小さなことを大きく受け取ったことで、自分の心が支配されてしまい、手の打ちようのないところまで発展してしまうことです。

 このリチャードさんの本の中には、良くない考えや思い付きはほっといても大きくなるので、その思い付きに早く気づいて、それを考えることにストップをかけることだと書かれていました。確かに、嫌なことは思いたくなくても、自然に思いつきます。思いつくだけならいいのかもしれませんが、そこにパワーがつくとネガティブな思いは蔓延し、日常生活に支障を及ぼします。

 悩みが蕾から始まるとしたら、芽のうちに切ってしまうこと、この本から大事なことを教わりました。また、他に思いやりの心を持つことの大切さも書かれていました。相手の身になり、相手の思いに共感していくことで、自分の心も穏やかになり、自分の今に感謝ができるようになる。小さなことにくよくよすることは、自分中心の考えが強いことの気づきなのかもしれません。人間疲れてくると、小さいことにくよくよしてしまう人もいると思います。そんなときに読み返したい本です!