がんばらなくていいんだよ 酒井雄哉著
天台宗大阿闍梨で長命を得て、晩年まで活躍した酒井師は、
40ぐらいまではけっこう悠々と人並みに暮らしていて、
師からのすすめもあって、仏教の道に得度したそうです。
しっかり勉強しないとだめだと思い、学校に通い始めたのも
40を過ぎてからで50近くになってから仏教の世界で活躍し始めたとのこと。
ここでは、酒井師が得心して、自分のすべきことを、向き合いたいことを
ある程度の年を重ねてから見つけたということですが、人間って
向き不向きが高校、大学を出て必ずしも分かるもんではないと思います。
第2の人生って、よく定年を過ぎてから言いますが、それは何歳でもいいのではないかなと
思います。どんなに年を重ねていたとしても、やりたいことが見つかった人間って
はたちにも匹敵するような若さになるはず。
身体は年をとっていても熱意が大事なんだなと、酒井師の年を重ねてからの得度と
厳しい修行と向き合ったことから感じることがあります。
その道に達するまで起きる出来事も決して無駄ではないということです。
人生に無駄なんてない。必ず次の道に繋がるための糸になっていると
思います。
何歳になっても失敗もチャレンジも恐れたくないものです!!
0 件のコメント:
コメントを投稿