ヘタな経済学より八百屋のオヤジに訊け 富沢豊著
マーケティングを噛み砕いた本です。
より現場目線で、日常生活から人の心の動きや興味・関心を
リサーチする目を養うことがこの本では分かります。
個人的な話ですが、私は2ちゃんねるは、批判や誹謗・中傷の塊で
目に毒的な存在に思っていてあまり閲覧することがありませんでした。
しかし、この本では例えば、著者の冨澤さんはある会社の製品や
その会社についてCMや広告料をマスコミがもらっている場合は
ネガティブな情報にはあまり触れなかったり、核心をつけなかったり
する場合が多い。2ちゃんでは利害がないので、一般人の率直な意見を
得ることも出来る(極端な批判などスルー)ということが分かり、
なるほど、そういう視点もあるのかとテレビや新聞の情報を2ちゃんねる
から補うこともできるなと思いました。
もっとも、掲示板などでいろいろな方が書き込むので極端に傾くことは
ないし、プラスの情報も得ることが出来るし、何よりそこで自分の意見や
考えをもつことに有益だと思いました。
本の一部で学んだことを紹介しましたが、この八百屋のオヤジのマーケティング
って面白いと思いました。
季節や前日の売れ筋から商品を仕入れ、商品を陳列するに当たって、今日は
これが安くなっていて、こういう風に調理すればいいとか提案したり、
簡単なようで奥が深いものだなと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿