読書日記 今こそ読書をしよう!: 「私に生まれてきてよかった」と心から思える本 鈴木真奈美著

2019年3月6日水曜日

「私に生まれてきてよかった」と心から思える本 鈴木真奈美著

こちらの本はお守り本とも謳っていて、
自分の心をプラスにするお手伝いをしてくれます。


著者の鈴木さんは多数の本を出版されていて、コーチング活動や講演なども
されています。この本は、ポエム的に書かれていて読みやすく、自分の人生に
悩みや不安、上手くいかないなどの葛藤を抱えている方には、
手にとりやすくおススメです。

一言でいえば、この本は自分に許可を与えてくれます。
その許可とは一体何か…。

今の自分のままでいい。
どんな感情も抱いていい。
自分の好きを表出していい。
勝手に幸せになっていい。




そのようなことに対する許可です。

もっとゆるく言えば、自分を許してあげることでしょうか。
自分が上手くいかない、ネガティブだと思ってしまうと、
自分の経験からもそうですが、その状態がダメな状態だと
(勝手に)思ってしまう。
そして、自分ってダメなやつだって(勝手に)決めてしまう。
そんな、スパイラルに陥ると、なかなか抜け出せないものです。

この本では、まるで著者の鈴木さんが、「そのままでOKよ、
そんな自分を受け入れてあげると幸せになるよ!」
と語りかけてくれるそんな感じがします。





そして、上手くいっている状態が良いこと、
上手くいってない状態が悪いことというような極端なレッテルを貼るのではなくて、
どんな小さなことでも上手くいけば、大きく喜べばいいし、
小さな成功をみつける、認める、そういう努力も大事だということが分かります。
私たちは結果やゴールを探して、歩いている訳ではありません。
幸せ探しの行動や小さな成功、幸せに浸る感覚の積み重ねが幸福度を増し、
次の成功や幸せを導くことができるという感覚が理解できます。

また、ネガティブな感情も十分に味わっていいことも書かれてあり、
自分がプラスになりたい時にはパワーを感じる人に会いに行ったり、
それができなければ、そのような方の本やブログを読むことも、
会うに値するすると書かれていて、なるほどと思いました。

難しい世の中ですが、自分はこのままでいいと思うことは退化でもなければ、
現状維持でもなく、そう認めれば開かれていく未来があると感じました!

本当の自分磨きとは、ないものを築くのではなく、
あるものに気付くことかもしれません。

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