お金の扱い方や捉え方に関する本は最近、本屋で多く目にすることができます。
京セラ創業者で、JALを再建した『経営の神様』稲盛和夫氏がお金の取り扱い方について
プレジデントの2014.7.14号でインタビューで語っておりました。
たいへん興味深く読ませていただきました。
まず雑談から、稲盛氏の側近によるとJAL再建時代や京セラ時代も、
稲盛氏の食事は吉野家やマックを好んでいた。
また、おにぎりで済ますこともあったようです。
これは俗にいうセコイのでなくて、自らの生活そのものに経営感覚が染みこんでいるものと
考えます。
ここでも稲盛氏が徹底して行ったアメーバ経営(部門別経理管理)の話が出てきます。
これは家計や個人の資産管理にも言えます。
いかに安く仕入れて、コストを管理して、お客様の納得できる売値で出せるか、
これが最大に活かせれば利益の管理を大きく出来ることが分かります。
収入がどんなに大きくても支出が多ければ、たちまち人も会社も貧乏になります。
稲盛さんは京セラで現場の実務を立ち上げたのは、素晴らしい成果を上げたのですが
後に会計の大切さを実感し、これもまた京セラの会計ということで強い会計を
築き上げました。部門別採算制度の有名なお話ですが、これは、会社の各部門ごとに
利益がプラスになるように取り組むことで全社員一人一人が意識をもって
コスト管理に取り組む体制ができたことです。
これは、私たちの財布管理、資産管理にも充分適応できると思います。
給料やそれ以外の収入を計算しつつ、日々どのようにお金が使われているかを
分析し管理していくことで自分バージョンのアメーバ経営は可能になると思います。
また、株の売買などについては、稲盛氏は株を所有しても、自分が応援したいという
企業を長期的に保有して応援していく形を提唱しています。
私のような素人は特に短期の株式売買などリスクを背負うのみです。
この話はもっと掘り下げて勉強していきます!(^^)!
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