人望とリーダーシップが培われた10年間。自殺を踏みとどまった料理人が決意した事
日本料理店をされている中川透さんのお話です。
このお話は一度PHPで読みましたが、感銘を受けたので、もう一度読み直して
書きます。
一部は私の人生とも重ね合わせながら読みましたが、中川さんは、料理の腕を学んで
培っていただけでなく、もともと素直の心が、心底に潜んでいて、その心がお金がなくて
家族を養えなくなった時に開花したのだと思います。
素直な心を持っていなかったら、この大きなギアチェンジはなかったと思います。
リーダーシップをとるためには、現場の苦労を知っていることは必須だと思いますが、
部下やチームのみんなのために、自分の首を賭して、働いた姿は本物だと感動します。
私は、うつになって挫折をして、頑張るだけの人生を辞めて、スローライフを始めたことと
病んだことが自分をリセットすることだったので、どうせやるなら人に喜ばれる仕事を
していこうと、ほどほどに生きてきたのが、ちょうど今年10年でした。
10年にも苦労はありましたが、たくさんの信頼を得ることができたことと良い仲間との
出逢いがあったことは、財産であり中川さんの姿と重ねてみました。
(おこがましいし、私は人望もリーダーシップもありませんが)
中川さんの10年は、自分を賭して、また自分の我から離れて利他の人生を過ごし、
人を育てることに専念した10年でした。
今の時代こそ、人を育てることは難しくなりましたが、難しい時代だからこそ必要なこと
だと思います。
私も中川さんの万分の一でも見習い、他のために努力する背中を魅せて後輩の心を
動かせるようになればいいなと思いました。
感謝することと相手を想うこと、そのために行動することって大事ですね。
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